Symfoware Active DB Guard 運用ガイド
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第1章 バックアップセンタ運用の方法> 1.8 被災時の操作> 1.8.9 順序番号のリカバリ

1.8.9.4 順序番号の補正

■複写先システム

利用者業務で使用済みの順序番号が大きい場合は、順序定義の初期値に利用者業務で使用済みの順序番号より大きい(増分値が負の数の場合は小さい)値を設定して、再定義することで補正します。

■再定義時に利用する定義文の

複写先システムの順序番号を確認した結果が498000、利用者業務で使用済みの順序番号が498432の場合の、再定義する定義文の例を以下に示します。

再定義する定義文の例

-- 削除文
DROP SEQUENCE S1.順序1;
-- 定義文
CREATE SEQUENCE S1.順序1
    INCREMENT BY 500
    START WITH 498500   *1
    MAXVALUE 1000000;
*1:初期値に補正した順序番号を設定

初期値以外の指定については、複写元システムで定義した定義文を修正して利用してください。

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