Symfoware Active DB Guard 運用ガイド |
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第1章 バックアップセンタ運用の方法 | > 1.8 被災時の操作 |
順序番号のリカバリの必要性は、被災時のセンタ切り替え前に、RLP動作環境ファイルのTRAN_ASYNCパラメタに指定したモードにより判断してください。以下にモード別の対処を示します。
同期書込みモードの場合
複写元システムで生成した順序番号の更新RERUNログが、複写先システムに到達しているため、被災時点の最新の順序番号が保証されます。このため、リカバリの必要はありません。
非同期書込みモードの場合
複写元システムで生成した順序番号の更新RERUNログが、複写先システムに到達していない場合があるため、被災時点では、最新の順序番号が保証されません。このため、順序番号の状況を評価する必要があります。方法はRERUNログの抽出・反映処理およびRLPの終了オフラインを行った後で、データベース内で利用している使用済みの順序番号などと順序番号の状況を比較します。
順序のリカバリでは以下の操作を行います。
順序番号の確認
使用済み順序番号の確認
順序番号の照合
順序番号の補正
順序の更新結果はRDBディクショナリのRERUNログとして取得するため、スケーラブルログ運用の場合のリカバリ作業は、RDBディクショナリを配置しているシステムロググループのRLPに対して実施します。
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