Symfoware Active DB Guard 運用ガイド
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第1章 バックアップセンタ運用の方法

1.6 リカバリポイントの利用

バックアップ時点や異常が発生する前の利用者業務の切れ目の地点など、過去の任意の地点にデータベースをリカバリしたい場合は、あらかじめ複写元システムでリカバリポイントを設定しておきます。リカバリ時に、このリカバリポイントをリカバリ終了点として指定することで、複写元システムのデータベースと複写先システムのデータベースを同じリカバリポイントでリカバリすることができます。リカバリポイントは、定常運用時に利用者業務の切れ目などで定期的に実行しておきます。

複写元システムで設定したリカバリポイントはRERUNログの反映処理と連動して自動で複写先システムの同じ位置に設定されます。
設定したリカバリポイントは複写先システムにメッセージを出力します。
本機能は、以下の場合に有効に利用できます。

リカバリポイントを利用したリカバリ手順の詳細については“リカバリポイントを利用したリカバリ”を参照してください。

下へ1.6.1 リカバリポイントの設定
下へ1.6.2 リカバリポイントの設定完了通知

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