Symfoware Active DB Guard 解説書
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第2章 機能と運用> 2.1 Active DB Guardの機能

2.1.6 被災時の使用中RLCファイルからの抽出

複写元システムが被災した際に、使用中だったRLCファイルから抽出可能なRERUNログを抽出する処理です。本処理を利用することにより、複写元システムの被災時には、複写先システムのデータベースに最新のデータを反映することができます。
以下に被災時の使用中RLCからの抽出の動作を示します。

[図:被災時の使用中RLCからの抽出]

複写元システムの被災発生時にRERUNログをRLCファイルに書き込んでいる場合、ストレージシステムのリモートコピー機能の書き込みモードによって、RERUNログのデータロスト量が変わります。RERUNログのデータロストとリモートコピー機能の書き込みモードの関係は、“リモートコピー機能の書き込みモードについて”を参照してください。

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