Systemwalker Service Quality Coordinator ユーザーズガイド - Microsoft(R) Windows(R) 2000/Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003/Solaris(TM) オペレーティングシステム/Linux - 13.2 |
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第5部 リファレンス | > 第21章 環境保全 |
何らかの理由により、既存の運用環境のManagerを別のManagerに移行する場合、以下の二つの形態があります。
PDBは新規作成するが、旧環境のAgentの構成情報を引き継ぐ場合
PDBを移行元のManagerから移行先のManagerに移入し、現在までにAgentから取得した性能情報および、Agentの構成情報を引き継ぐ場合
以下に、それぞれの形態でのManagerの移行方法を説明します。
以下の手順を行ってください。
「22.4 sqcPDBexport(構成情報移行コマンド)」を参照し、移行元のManagerから構成情報をファイル出力します。その際、-n オプションで、移行先のManagerのホスト名を指定します。
「4.1.1 Managerの作業」を参照し、移行先のManagerを新規にインストールします。
1.で出力した構成情報ファイルを、移行先のManagerの、以下のフォルダに置きます。
<可変ファイル格納ディレクトリ>\transfer\DsaPDBWriter |
/var/opt/FJSVssqc/temp/DsaPDBWriter |
60秒ほどで、PDBに格納されます。その際、.tmpファイルは削除されます。
ManagerのIPアドレスが変る場合は、ManagerのIPアドレス変更の際の作業を行う必要があります。
「21.4 ManagerのIPアドレスの変更」を参照し、作業を行ってください。
以下の手順を行ってください。
「21.2.1.1 PDBファイルのバックアップ」を参照し、移行元のManagerからPDBファイルをバックアップします。
「22.4 sqcPDBexport(構成情報移行コマンド)」を参照し、移行元PDBから構成情報をファイル出力します。その際、-n オプションで、移行先のManagerのホスト名を指定します。
「4.1.1 Managerの作業」を参照し、移行先のManagerを新規にインストールします。ただし「4.1.1.2 起動方法と確認方法」で説明する、常駐プロセスの起動は行わないでください。
1.でバックアップしておいた移行元のPDBを、移行先のManagerの、同様のパスにコピーします。
2.で出力した移行元の構成情報ファイルを、移行先のManagerの、以下のフォルダに置きます。
<可変ファイル格納ディレクトリ>\transfer\DsaPDBWriter |
/var/opt/FJSVssqc/temp/DsaPDBWriter |
「第5章 常駐プロセス、起動と停止」を参照して、起動してください。また、常駐プロセスが正しく起動しているか確認してください。
ManagerのIPアドレスが変る場合は、ManagerのIPアドレス変更の際の作業を行う必要があります。
「21.4 ManagerのIPアドレスの変更」を参照し、作業を行ってください。
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