Systemwalker Service Quality Coordinator ユーザーズガイド - Microsoft(R) Windows(R) 2000/Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003/Solaris(TM) オペレーティングシステム/Linux - 13.2
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第5部 リファレンス> 第21章 環境保全

21.4 ManagerのIPアドレスの変更

何らかの理由で、ManagerのIPアドレスを変更する場合は、以下の作業を行う必要があります。

21.4.1 Agent/Proxy Managerが認識するManagerのIPアドレスの変更

AgentおよびProxy Managerの、以下の定義ファイル内の、ManagerのIPアドレスを変更します。

本修正はPush運用のときのみ、必要です。Pull運用の場合は下記定義ファイルの修正を行う必要はありません。Pull運用については、「第15章 Pull型通信で構成する」を参照してください。

本ファイルを編集する際には、本製品のDCMサービスが停止していることを確認してください。DCMサービスが起動したまま編集を行うと、変更内容が反映されない場合があります。なお、DCMサービスの停止方法については、「第5章 常駐プロセス、起動と停止」を参照してください。

<可変ファイル格納ディレクトリ>\control\DSAconfiguration.txt

/etc/opt/FJSVssqc/DSAconfiguration.txt

上記定義ファイル内の、以下に示すManagerのIPアドレス(2箇所)を変更してください。

[DsaForwarder]

  :

server=127.0.0.1

  :

[DsaForwarder_sum]

  :

server=127.0.0.1

  :

本ファイルの内容を変更した後は、サービス/デーモンの起動が必要です。起動方法については「第5章 常駐プロセス、起動と停止」を参照してください。

21.4.2 運用管理クライアントが認識するManagerのIPアドレスの変更

運用管理クライアントで、以下のコマンドを実行することにより、ManagerのIPアドレスを変更します。

<インストールディレクトリ>\bin\sqcSetMgrInfo.exe -p IPアドレス

本コマンドをWindows(R) Vistaで実行する場合は、管理者権限で実行してください。Windowsの [スタート] ボタン、[すべてのプログラム]、[アクセサリ] 、[コマンド プロンプト] をポイントして右クリックメニュー[管理者として実行] を選択して起動し、そこで sqcSetMgrInfo.exe コマンドを実行します。


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