Systemwalker Operation Manager 導入手引書 - UNIX/Windows(R)共通 -
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第2章 Systemwalker Operation Managerの動作環境を定義する> 2.13 Webブラウザから使用する場合の定義> 2.13.1 WWWサーバ環境の設定

2.13.1.1 IISの環境設定

IIS4.0/5.0または6.0がすでにインストールされているシステムに、Systemwalker Operation Managerサーバをインストールした場合、Systemwalker Operation Manager用のIISに対するディレクトリ環境の設定は自動的に行われます。

下記に該当する場合は、自動的に設定されません。ディレクトリ環境を手動で設定してください。

なお、手動でSystemwalker Operation Manager用のIISのディレクトリ環境の設定をするためには、IISをインストールした後、以下のコマンドを実行してください。

Systemwalker Operation Managerインストールディレクトリ\mpwalker\bin\alias.exe


“alias.exe”コマンドは以下のディレクトリ環境の設定をします。アカウントの設定が必要な場合は、インストール後にMicrosoftインターネットサービスマネージャで行ってください。

◆IISのバージョンが6.0の場合

IISがバージョン6.0の場合は、通常の設定に加えて以下の設定を行ってください。

◆Windows SharePoint Services環境での設定

WWWサーバプログラムに対するWindows SharePoint Services、およびIISの設定について説明します。

「ディレクトリ(エイリアス)の設定」の設定でWeb連携のページが表示された場合は、本設定は必要ありません。

Systemwalker Operation ManagerサーバにWindows SharePoint Servicesがインストールされている場合、以下の設定を行う必要があります。

Windows SharePoint Servicesにおける設定

以下の手順に従って、Web連携で使用している仮想ディレクトリをWindows SharePoint Servicesの管理対象から除外します。

Systemwalker Operation Managerサーバで以下の作業を実施してください。

  1. [スタート]-[管理ツール]-[SharePointのサーバ管理]を選択し、管理画面を表示します。
  2. [仮想サーバーの構成]ページで[仮想サーバ設定の構成]をクリックします。
  3. [仮想サーバーのリスト]ページで[既定のWebサイト]をクリックします。
  4. [仮想サーバーの設定]ページの[仮想サーバーの管理]の[管理パスの定義]をクリックします。
  5. [管理パスの定義]ページで[新しいパスの追加]の[パス]入力欄に除外するパスを入力します。(注)
  6. [種類]の[エクスクルード パス]を選択し、[OK]ボタンをクリックします。
  7. 除外するすべてのパスに対して、5.と6.の作業を実施します。
注)
除外するパスは、以下の3つです。

Internet Information Server/Internet Information Servicesにおける設定

以下の手順に従って、Web連携で使用している仮想ディレクトリに対して、匿名アクセスを有効にします。

Systemwalker Operation Managerサーバで以下の作業を実施してください。

  1. [スタート]-[管理ツール]-[インターネットインフォメーションサービスIIS]マネージャ]を選択し、管理画面を表示します。
  2. [既定のWebサイト]を選択します。
  3. パスを選択し、[プロパティ]画面を表示します。(注)
  4. [ディレクトリセキュリティ]タブの[認証とアクセス制御]の[編集]ボタンをクリックします。
  5. [認証方法]画面の[匿名アクセスを有効にする]を有効にして[OK]ボタンをクリックします。
  6. [プロパティ]画面で[OK]ボタンをクリックします。
  7. 匿名アクセスを有効にするすべてのパスに対して、3.から6.の作業を実施します。
注)
選択するパスは、以下の3つです。

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