Systemwalker Operation Manager 導入手引書 - UNIX/Windows(R)共通 - |
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第2章 Systemwalker Operation Managerの動作環境を定義する | > 2.5 複数サブシステム運用の定義 |
単一のSystemwalker Operation Managerサーバ上で、複数のサブシステムを起動する場合は、ジョブスケジューラが使用するサブシステム用のポート番号をservicesファイルに設定する必要があります。
また、複数サブシステム運用のSystemwalker Operation Managerサーバ同士を連携してジョブを投入する場合は、ジョブスケジューラが使用するサブシステム用のポート番号に加えて、ネットワークジョブ用のポート番号を設定する必要があります。その場合、連携するすべてのSystemwalker Operation Managerサーバで同じ数のジョブスケジューラ用のポート番号と、ネットワークジョブ用のポート番号が必要です。
以下にポート番号の定義手順を説明します。
スケジュールサーバと実行サーバが、以下の組合せの場合、ネットワークジョブ用のポート番号は必要ありません。
Systemwalker Operation Managerサーバ機能をインストールしたコンピュータおよびSystemwalker Operation Managerクライアント機能をインストールしたコンピュータのservicesファイルを、viやメモ帳などのエディタを使用して開きます。
なお、動作OSの種類によって、servicesファイルの格納先が異なります。
Windows(R) 2000、Windows(R) XP、Windows Vista(TM)またはWindows Server 2003 STD/Windows Server 2003 DTC/Windows Server 2003 EEの場合:
システムルート\system32\drivers\etc\services |
UNIXサーバの場合:
/etc/services |
以下のサービス名とそれに対応するポート番号を、エディタなどを使ってservicesファイルに追加してください。
例えば、サブシステム番号が5番のサブシステムを起動する場合は、“jobsch_win5”とそれに対応するポート番号をservicesファイルに追加します。ポート番号は、未使用の番号の中から、任意の数字を“ポート番号/tcp”の形式で指定します。
各サブシステムからネットワークジョブとして依頼したジョブは、依頼先のSystemwalker Operation Managerサーバ上では、サブシステム番号0番でジョブが実行されます。この動作で支障がない場合は、ポート番号の設定を行う必要はありません。
複数サブシステム運用のSystemwalker Operation Managerサーバから他の複数サブシステム運用のSystemwalker Operation Managerサーバにネットワークジョブを依頼する場合で、同一番号のサブシステム間でネットワークジョブを依頼したい時のみ、ネットワークジョブ用のポート番号の設定が必要です。連携する複数サブシステム運用のサーバすべてで、servicesファイルを編集します。
以下のサービス名とそれに対応するポート番号を、viやメモ帳などのエディタを使ってservicesファイルに追加してください。
ポート番号は、未使用の番号の中から、任意の数字を“ポート番号/tcp”の形式で指定します。連携するサーバ間では必ず同じサービス名とポート番号を使用してください。
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