ETERNUS SF Storage Cruiser インストールガイド 13.1 - Solaris (TM) Operating System / Microsoft(R) Windows(R) -
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付録C 統合インストーラでのインストール

ETERNUS SF Storage Cruiserでは、 [Solaris OS版]エージェントについて統合インストーラに対応しています。ここでは、統合インストーラでエージェントをインストールする場合について説明します。

C.1 [Solaris OS]エージェントの統合インストーラ対応


C.1.1 インストールスクリプト

当ソフトウェアのCD-ROMに下記の統合インストーラ対応スクリプトが提供されています。

項番

ファイル

説明

1

.FJSVclis/Disk1/cdsetup

製品CDに関する情報取得用スクリプト

2

.FJSVclis/Product1/prodsetup

製品インストール用スクリプト

C.1.2 設定スクリプト

本スクリプトの実行によって、設定ファイルの値でエージェント起動IPアドレスが設定されてエージェントが起動されます。

当ソフトウェアのCD-ROMに下記の統合インストーラ対応設定スクリプトが提供されています。

項番

ファイル

説明

1

.FJSVclis/Config1/I30FJSVssage.sh

設定スクリプト

2

.FJSVclis/Config1/config/FJSVssage.m

設定ファイル雛型


下記の前提条件があります。

下記の手順で設定を行います。

  1. スクリプトI30FJSVssage.shと設定ファイル雛型FJSVssage.mをコピーします。

    設定ファイル雛型FJSVssage.mは、提供ファイルと同様にconfigディレクトリ下に置く形式でコピーします。

    (コピー先ディレクトリ)/I30FJSVssage.sh

    (コピー先ディレクトリ)/config/FJSVssage.m

     

  2. コピーした設定ファイル雛型FJSVssage.mを編集して設定を行います。

    編集が必要な箇所は、以下のヘッダとフッダで囲まれています。

    ヘッダ:#################### EDIT FROM HERE ####################

    フッダ:#################### STOP EDITING HERE ###################

    設定ファイル雛型FJSVssage.mの

    AgentIPAddress=10.10.10.10

    の行の10.10.10.10を、起動IPアドレスに変更してください。 ※ = の間に空白を入れないでください。

    起動IPアドレスの値は、「6.1.4.2 エージェントの管理 LAN の IP アドレス設定」の基準に従って設定してください。

    この設定スクリプトにより下記コマンドが実行されます。

    /opt/FJSVssage/bin/setagtip -i 10.10.10.10

    10.10.10.10は設定ファイル雛型FJSVssage.mのAgentIPAddressで指定したIPアドレスです。この設定スクリプトで、「6.1.4.2 エージェントの管理 LAN の IP アドレス設定 」の処理が行なわれます。 setagtipコマンドについては、「ETERNUS SF Storage Cruiser ユーザーズガイド」の「C.4.1.2 エージェント情報変更コマンド(setagtip)」を参照して下さい。

本設定スクリプトが異常終了した場合、エラーメッセージを出力して終了します。設定ファイルを修正して、設定スクリプトの再実行を行ってください。


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