Netcompo WAN制御 説明書 |
目次
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自局または通信相手局に割り当てるホスト名を1文字以上17文字以内で設定します。
先頭が英字で始まる英数字およびアンダーバー“_”、ハイフン“-”が使用できます。定義済のホスト名は設定できません。
さらに、FNA-BASEを使用する場合は、全プロトコルのホスト名で一意にし、8文字以内で定義してください。
ネットワーク名は、ホストが使用しているネットワーク構成名を定義し、“/etc/opt/FJSVwancm/etc/networks”ファイルで定義したネットワーク名を定義してください。
ネットワーク名は、通常ライン単位に定義します。1本のラインに定義する自局ホストと、通信する相手ホストとを 1つのネットワークと位置づけ、両方のホストに同じネットワーク名を定義します。
代表選択機能を使用する場合は、代表回線で構成されるネットワーク内で同一のネットワーク名を定義しなければなりません。
この時、HDLCの環境定義において、代表選択機能の指定を行う必要はありません。
“HDLCホストの設定”(/etc/opt/FJSVwan/etc/hdlc/hosts)で定義するネットワーク名は、通常と同様、ライン単位となります。
網加入時のDTEアドレスを定義します。
自ホスト名に対して自DTEアドレスを、相手ホスト名に対して相手DTEアドレスを定義してください
最大15桁まで設定可能です。
設定したDTEアドレスを代表番号として使用するか指定します。
- :代表番号として使用しません(代表グループの回線を使用しない場合)。 0 :代表番号として使用しません(代表グループの回線を使用し、代表以外の場合)。 1 :代表番号として使用します。
自局または通信相手局に割り当てるサービス名を1文字以上20文字以内で設定します。
先頭が英字で始まる英数字およびアンダーバー“_”、ハイフン“-”が使用できます。定義済のサービス名は設定できません。
さらに、FNA-BASEを使用する場合は、全プロトコルのサービス名で一意にし、8文字以内で定義してください。
拡張DTEアドレスを定義します。
最大40桁まで設定が可能です。
拡張DTEアドレスを使用しない場合は、“-”を設定してください。
サブアドレスを指定する際、以下の注意が必要です。
・パケット交換網またはISDNパケット交換網と接続し、サブアドレスを使用する場合は、DTEファシリティの契約が必要です。
・同一ライン上で複数の上位プロトコルで通信を行う場合、各プロトコルごとにサブアドレスの異なるサービスを複数定義してください。
エンドポイントの識別するためのプロトコルIDを16進数で定義します。
プロトコルIDデータ、マスクデータともに最大16桁まで設定が可能です。
エディタで定義する場合、プロトコルIDデータ/マスクデータの形式で定義してください。
プロトコルIDを使用しない場合は、“-”を設定します。
上位プロトコルにTCP/IPを使用したPVC接続の場合、プロトコルIDは“-”を設定してください。
使用するライン名を指定します。
使用するネットワークのタイプを指定します。
0 :80年度版 1 :84年度版
使用する回線の物理インタフェースを指定します。網加入時に決定されます。
x :X.21インタフェース v :V.24インタフェース、基本シリアルポート i/psd :ISDN-Dチャネルパケット交換 i/psb :ISDN-Bチャネルパケット交換 tel :ISDN回線交換パケット rs449 :RS449インタフェース v35_v28:V.35の非平衡線V.28インタフェース s :高速ディジタル伝送サービスIインタフェース
使用する回線速度を指定します。網加入時に決定されます。
ISDNパケット交換網のBチャネルパケット接続時には、“11”を指定してください。
ISDNパケット交換網のDチャネルパケット接続時には、“9”を指定してください。
なお、各設定値に示されている括弧内のパラメタは、“回線タイプ(ltype)”を示しています。
4 :1200bps(x,v,tel) 20 :1536Kbps(x,rs449,v35_v28) 5 :2400bps(x,v,tel) 30 :56Kbps(x,rs449,v35_v28)(注) 6 :4800bps(x,v,tel) 31 :128Kbps(x,rs449,v35_v28,s) 7 :9600bps(x,v,tel) 32 :144Kbps(x,rs449,v35_v28) 8 :14.4Kbps(x,v,tel) 33 :192Kbps(x,rs449,v35_v28) 9 :19.2Kbps(x,v,tel)/16Kbps(i/psd) 34 :256Kbps(x,rs449,v35_v28) 10 :48Kbps(x,tel,rs449,v35_v28) 35 :512Kbps(x,rs449,v35_v28) 11 :64Kbps(x,i/psb,tel,rs449,v35_v28,s) 36 :768Kbps(x,rs449,v35_v28) 17 :384Kbps(x,rs449,v35_v28) 37 :1024Kbps(x,rs449,v35_v28) (注)56Kbpsの場合、クロックはst2のみです。
加入時に選択した送信側デフォルトパケットサイズを次の値から選択して指定します。
0 :128byte 3 :1024byte 1 :256byte 4 :2048byte 2 :512byte 5 :4096byte
加入時に選択した受信側デフォルトパケットサイズを次の値から選択して指定します。
0 :128byte 3 :1024byte 1 :256byte 4 :2048byte 2 :512byte 5 :4096byte
加入時に選択した送信側デフォルトスループットクラスを指定します。
0 :75bps 5 :2400bps 1 :150bps 6 :4800bps 2 :300bps 7 :9600bps 3 :600bps 9 :19.2Kbps 4 :1200bps 10 :48Kbps
加入時に選択した受信側デフォルトスループットクラスを指定します。
0 :75bps 5 :2400bps 1 :150bps 6 :4800bps 2 :300bps 7 :9600bps 3 :600bps 9 :19.2Kbps 4 :1200bps 10 :48Kbps
PVCで使用する論理チャネルを定義します。
形式は、論理チャネル数と先頭論理チャネル番号を“,”で区切って記述します。
論理チャネル数は、10進数で“1”〜“255”の範囲で指定し、先頭論理チャネル番号は、16進数4桁で指定します。
ただし、先頭論理チャネル番号の“0000”はリザーブされているので、先頭論理チャネル番号は“0001”からとなります。
論理チャネル数 :1〜255(10進) 先頭論理チャネル番号 :0001〜0fff(16進)
複数指定する際は、“/”で区切って指定してください。
例)論理チャネル数,先頭論理チャネル番号/論理チャネル数,先頭論理チャネル番号PVCの論理チャネルの定義が不必要な場合は、必ず“-”を設定してください。
ただし、PVCまたはVC(パラメタ“pvc”,“recv”,“call”,“both”)のうちのいずれかは設定しなければなりません。また、論理チャネル数の合計は1ラインあたり255以内でなければなりません。
ISDN網との接続時は、PVCとVC(“recv”,“call”,“both”)の論理チャネル定義を混在して設定しないでください。
DDXパケット交換網、ISDNパケット交換網の場合、先頭論理チャネル番号の上位2桁はLCGN、下位2桁はLCNを示します。
なお、PVCを使用する場合は、必ず/etc/opt/FJSVwan/etc/x25/optionsファイルの定義を行ってください。
VCの着呼専用論理チャネルを定義します。
形式は、論理チャネル数と先頭論理チャネル番号を“,”で区切って記述します。
論理チャネル数は、10進数で“1”〜“255”の範囲で指定し、先頭論理チャネル番号は、16進数4桁で指定します。
ただし、先頭論理チャネル番号の“0000”はリザーブされているので、先頭論理チャネル番号は“0001”からとなります。
論理チャネル数 :1〜255(10進) 先頭論理チャネル番号 :0001〜0fff(16進)
複数指定する際は、“/”で区切って指定してください。
例)論理チャネル数,先頭論理チャネル番号/論理チャネル数,先頭論理チャネル番号着呼専用VCの論理チャネルの定義が不必要な場合は、必ず“-”を設定してください。
ただし、PVCまたはVC(パラメタ“pvc”,“recv”,“call”,“both”)のうちのいずれかは設定しなければなりません。また、論理チャネル数の合計は1ラインあたり255以内でなければなりません。
ISDN網との接続時は、PVCと他VC(“recv”,“call”,“both”)の論理チャネル定義を混在して設定しないでください。
DDXパケット交換網、ISDNパケット交換網の場合、先頭論理チャネル番号の上位2桁はLCGN、下位2桁はLCNを示します。
VCの発呼専用論理チャネルを定義します。
形式は、論理チャネル数と先頭論理チャネル番号を“,”で区切って記述します。
論理チャネル数は、10進数で“1”〜“255”の範囲で指定し、先頭論理チャネル番号は、16進数4桁で指定します。
ただし、先頭論理チャネル番号の“0000”はリザーブされているので、先頭論理チャネル番号は“0001”からとなります。
論理チャネル数 :1〜255(10進) 先頭論理チャネル番号 :0001〜0fff(16進)
複数指定する際は、“/”で区切って指定してください。
例)論理チャネル数,先頭論理チャネル番号/論理チャネル数,先頭論理チャネル番号発呼専用VCの論理チャネルの定義が不必要な場合は、必ず“-”を設定してください 。
ただし、PVCまたはVC(パラメタ“pvc”,“recv”,“call”,“both”)のうちのいずれかは設定しなければなりません。また、論理チャネル数の合計は 1ラインあたり255以内でなければなりません。
なお、ISDN網との接続時は、PVCと他VC(“recv”,“call”,“both”)の論理チャネル定義を混在して設定しないでください。
DDXパケット交換網、ISDNパケット交換網の場合、先頭論理チャネル番号の上位2桁はLCGN、下位2桁はLCNを示します。
VCの発着呼共用の論理チャネルを定義します。
形式は、論理チャネル数と先頭論理チャネル番号を“,”で区切って記述します。
論理チャネル数は、10進数で“1”〜“255”の範囲で指定し、先頭論理チャネル番号は、16進数4桁で指定します。
ただし、先頭論理チャネル番号の“0000”はリザーブされているので、先頭論理チャネル番号は“0001”からとなります。
論理チャネル数 :1〜255(10進) 先頭論理チャネル番号 :0001〜0fff(16進)
複数指定する際は、“/”で区切って指定してください。
例)論理チャネル数,先頭論理チャネル番号/論理チャネル数,先頭論理チャネル番号発着呼専用VCの論理チャネルの定義が不必要な場合は、必ず“-”を設定してください。
ただし、PVCまたはVC(パラメタ“pvc”,“recv”,“call”,“both”)のうちのいずれかは設定しなければなりません。また、論理チャネル数の合計は1ラインあたり255以内でなければなりません。
ISDN網との接続時は、PVCとVC(“recv”,“call”,“both”)の論理チャネル定義を混在して設定してはいけません。
DDXパケット交換網、ISDNパケット交換網の場合、先頭論理チャネル番号の上位2桁はLCGN、下位2桁はLCNを示します。
網加入時の選択に従って、付加機能選択状況を指定します。標準値は“0”です。
0 :ファーストセレクト受諾不可 1 :ファーストセレクト受諾可
網加入時の選択に従って、付加機能選択状況を指定します。標準値は“0”です。
0 :パケットサイズネゴシエーション不可 1 :パケットサイズネゴシエーション可
網加入時の選択に従って、付加機能選択状況を指定します。標準値は“0”です。
0 :ウィンドウサイズネゴシエーション不可 1 :ウィンドウサイズネゴシエーション可
網加入時の選択に従って、付加機能選択状況を指定します。標準値は“0”です。
0 :スループットクラスネゴシエーション不可 1 :スループットクラスネゴシエーション可
網加入時の選択に従って、付加機能選択状況を指定します。標準値は“0”です。
0 :パケットシーケンス番号はモジュロ8 1 :パケットシーケンス番号はモジュロ128
84年度版パケット網で使用可能な付加機能を指定します。
84年度版パケット網を使用していない場合は、“0”を設定してください。
標準値は“0”です。
0 :DTEファシリティを不使用 1 :DTEファシリティを使用
84年度版パケット網で使用可能な付加機能を指定します。
84年度版パケット網を使用していない場合は、“0”を設定してください。
標準値は“0”です。
0 :網中継転送遅延を不使用 1 :網中継転送遅延を使用
84年度版パケット網で使用可能な付加機能を指定します。
84年度版パケット網を使用していない場合は、“0”を設定してください。
標準値は“0”です。
0 :着回線アドレス変更通知を不使用 1 :着回線アドレス変更通知を使用
84年度版パケット網で使用可能な付加機能を指定します。
84年度版パケット網を使用していない場合は、“0”を設定してください。
標準値は“0”です。
0 :コールリダイレクションを不使用 1 :コールリダイレクションを使用
決定スループットクラスが600bps以下のときの送信側デフォルトウィンドウサイズを指定します。
標準値は“2”です。
1〜7 :モジュロ8指定時 1〜15 :モジュロ128指定時
決定スループットクラスが600bps以下のときの受信側デフォルトウィンドウサイズを指定します。
標準値は“2”です。
1〜7 :モジュロ8指定時 1〜15 :モジュロ128指定時
決定スループットクラスが1200bpsのときの送信側デフォルトウィンドウサイズを指定します。
標準値は“2”です。
1〜7 :モジュロ8指定時 1〜15 :モジュロ128指定時
決定スループットクラスが1200bpsのときの受信側デフォルトウィンドウサイズを指定します。
標準値は“2”です。
1〜7 :モジュロ8指定時 1〜15 :モジュロ128指定時
決定スループットクラスが2400bpsのときの送信側デフォルトウィンドウサイズを指定します。
標準値は“2”です。
1〜7 :モジュロ8指定時 1〜15 :モジュロ128指定時
決定スループットクラスが2400bpsのときの受信側デフォルトウィンドウサイズを指定します。
標準値は“2”です。
1〜7 :モジュロ8指定時 1〜15 :モジュロ128指定時
決定スループットクラスが4800bpsのときの送信側デフォルトウィンドウサイズを指定します。
標準値は“2”です。
1〜7 :モジュロ8指定時 1〜15 :モジュロ128指定時
決定スループットクラスが4800bpsのときの受信側デフォルトウィンドウサイズを指定します。
標準値は“2”です。
1〜7 :モジュロ8指定時 1〜15 :モジュロ128指定時
決定スループットクラスが9600bpsのときの送信側デフォルトウィンドウサイズを指定します。
標準値は“2”です。
1〜7 :モジュロ8指定時 1〜15 :モジュロ128指定時
決定スループットクラスが9600bpsのときの受信側デフォルトウィンドウサイズを指定します。
標準値は“2”です。
1〜7 :モジュロ8指定時 1〜15 :モジュロ128指定時
本パラメタは未サポートのため、必ず“17”(60秒)を設定してください。
データリンク確立時、SABMを送信するか、相手からのSABMを待つかを指定します。
標準値は“0”です。
0 :SABMを送信します。 1 :SABMを送信しません。
データリンク確立後に、リスタートを行うかどうかを指定します。標準値は“0”です。
なお、ISDN網との接続時の標準値は“1”です。
0 :リスタートを行います。 1 :リスタートを行いません。
データリンクレベルにおいて、一時エラーが発生した場合の再試行回数を指定します。
なお、本パラメタには、HDLCで設定した“エラー再試行回数(cerr)”と同じ値を設定してください。
指定可能範囲は、“0”〜“255”です。標準値は“10”です。
回線エラーになった場合に、回線の自動再立ち上げを行う回数を指定します。標準値は“2”です。
なお、ISDN網との接続時は“0”または“1”だけ指定可能であり、“2”を指定しないでください。ISDN網との接続時の標準値は“1”です。
0 :ライン障害時、自動再立ち上げは行いません。 1 :ライン障害時、自動再立ち上げを規定回数(10回)行います。 2 :ライン障害時、自動再立ち上げを無限回行います。
SQパケットに対するSFパケット受信待ち時間を“付表C.5 X.25プロトコル使用時のタイムコード表”から参照し、設定してください。
標準値は“17”(60秒)です。
ITU勧告X.25において、T20を意味しています。
なお、本パラメタに“00”を設定すると、0秒でタイムアウトとなるため、注意が必要です。
SQパケットの再送回数を指定します。
指定可能範囲は、“0”〜“255”です。標準値は“1”です。
HDLCで使用している自ホストのネットワークIDを指定します。
ネットワークIDは、“/etc/opt/FJSVwancm/etc/networks”ファイルに定義したHDLC自ホストのネットワークIDを指定してください。
指定可能範囲は、“1”〜“99”です。
HDLCで使用している自局データリンクアドレスを指定します。
データリンクアドレスは、“/etc/opt/FJSVwan/etc/hdlc/hosts”ファイルに定義した自局のデータリンクアドレスを指定してください。
指定可能範囲は、“01”〜“fe”(16進)です。標準値は“03”です。
交換機を介さない専用線接続形態でX.25の通信を行う場合、通信を行うどちらかの装置が交換機(DCE)として動作する必要があります。
このような場合、以下の関係となるようにデータリンクアドレスを設定してください。
(合わせて、“/etc/opt/FJSVwan/etc/hdlc/hosts”ファイルのデータリンクアドレスの設定も変更してください。)
・自側装置 → 自局:01/相手局:03
・相手側装置 → 自局:03/相手局:01
HDLCで使用している相手ホストのネットワークIDを指定します。
ネットワークIDは、“/etc/opt/FJSVwancm/etc/networks”ファイルに定義したHDLC相手ホストのネットワークIDを指定してください。
指定可能範囲は、“1”〜“99”です。
HDLCで使用している相手局データリンクアドレスを指定します。
データリンクアドレスは、“/etc/opt/FJSVwan/etc/hdlc/hosts”ファイルに定義した相手局のデータリンクアドレスを指定してください。
指定可能範囲は、“01”〜“fe”(16進)です。標準値は“01”です。
交換機を介さない専用線接続形態でX.25の通信を行う場合、通信を行うどちらかの装置が交換機(DCE)として動作する必要があります。
このような場合、以下の関係となるようにデータリンクアドレスを設定してください。
(合わせて、“/etc/opt/FJSVwan/etc/hdlc/hosts”ファイルのデータリンクアドレスの設定も変更してください。)
・自側装置 → 自局:01/相手局:03
・相手側装置 → 自局:03/相手局:01
代表選択サービスを使用する、または使用しないを指定します。
0 :代表選択サービスを使用しません。 1 :未使用。 2 :代表選択サービスを使用します。本ラインはインタフェースグループの子です。
注意:代表選択機能を使用する場合、HDLCの環境定義で代表選択機能の指定をする必要はありません。
自端末をDTEとして使用するか、DCEとして使用するかを指定します。
標準値は“0”です。
0 :自端末をDTEとして使用します。 1 :自端末をDCEとして使用します。 2 :DTE/DCEを自動設定します。
DTEモードで“1”または“2”を指定したときのSI受信待ち時間を“付表C.5 X.25プロトコル使用時のタイムコード表”を参照し、設定してください。
標準値は“17”(60秒)です。
なお、本パラメタに“00”は設定できません。
DTEモードで“2”を指定したときのSQリトライ間隔のタイマ最大値を“付表C.5 X.25プロトコル使用時のタイムコード表”を参照し、設定してください。
標準値は“17”(60秒)です。
なお、本パラメタに“00”は設定できません。
相手局からDTパケット受信後、RRパケットを返送するまでの時間を“付表C.5 X.25プロトコル使用時のタイムコード表”を参照し、設定してください。
指定可能範囲は、“01”〜“10”(16進)です。標準値は“0b”(2秒)です。
使用するライン名を指定します。
CRパケットに自局番号を挿入するかしないかを指定します。
標準値は“1”です。
オプション定義する場合、指定する必要がなければ省略してください。
0 :CRパケットに自局番号を挿入しません。 1 :CRパケットに自局番号を挿入します。
CAパケットに自局番号を挿入するかしないかを指定します。
標準値は“0”です。
オプション定義する場合、指定する必要がなければ省略してください。
0 :CAパケットに自局番号を挿入しません。 1 :CAパケットに自局番号を挿入します。
CAパケットに相手局番号を挿入するかしないかを指定します。
標準値は“0”です。
オプション定義する場合、指定する必要がなければ省略してください。
0 :CAパケットに相手局番号を挿入しません。 1 :CAパケットに相手局番号を挿入します。
VC接続で発呼する時、着信課金を要求するかしないかを指定します。
PVCの場合は“0”を指定してください。
標準値は“0”です。
オプション定義する場合、指定する必要がなければ省略してください。
0 :発呼時、着信課金を要求しません。 1 :発呼時、着信課金を要求します。
VC接続で発呼する時、ファーストセレクトを要求するかしないかを指定します。
PVCの場合は“0”を指定してください。“1”は未サポートのため、指定しないでください。
標準値は“0”です。
オプション定義する場合、指定する必要がなければ省略してください。
0 :発呼時、ファーストセレクトを要求しません。 1 :発呼時、応答制限有りファーストセレクトを要求します。 2 :発呼時、応答制限無しファーストセレクトを要求します。
CR/CAパケットのDビットを指定します。
標準値は“0”です。
オプション定義する場合、指定する必要がなければ省略してください。
0 :CR/CAパケットのDビットを0にします。 1 :CR/CAパケットのDビットを1にします。
VC接続でスループットクラスネゴシエーション使用可能時、およびPVC接続時に有効な、送信側のスループットを指定します。
ただし、送信側デフォルトスループットクラス、または“/etc/opt/FJSVwan/etc/x25/config”ファイルのsthrputパラメタで指定したデフォルトスループットクラス値より、超えた値を指定しないでください。
PVC接続では、加入時に選択した値を指定してください。
VC接続でスループットクラスネゴシエーションを使用していない場合は、“0”を設定してください。
オプション定義する場合、指定する必要がなければ省略してください。
0 :75bps 5 :2400bps 1 :150bps 6 :4800bps 2 :300bps 7 :9600bps 3 :600bps 9 :19.2Kbps 4 :1200bps 10 :48Kbps
VC接続でスループットクラスネゴシエーション使用可能時、およびPVC接続時に有効な、受信側のスループットを指定します。
ただし、受信側デフォルトスループットクラス、または“/etc/opt/FJSVwan/etc/x25/config”ファイルのrthrputパラメタで指定したデフォルトスループットクラス値より、超えた値を指定しないでください。
PVC接続では、加入時に選択した値を指定してください。
VC接続でスループットクラスネゴシエーションを使用していない場合は、“0”を設定してください。
オプション定義する場合、指定する必要がなければ省略してください。
0 :75bps 5 :2400bps 1 :150bps 6 :4800bps 2 :300bps 7 :9600bps 3 :600bps 9 :19.2Kbps 4 :1200bps 10 :48Kbps
VC接続でパケットサイズネゴシエーション使用可能時、およびPVC接続時の有効な送信側パケットサイズを次の値で指定します。
PVC接続では、加入時に選択したデフォルトパケットサイズ値を指定してくださいVC接続でパケットサイズネゴシエーションを使用していない場合は、“0”を設定してください。
オプション定義する場合、指定する必要がなければ省略してください。
0 :128byte 3 :1024byte 1 :256byte 4 :2048byte 2 :512byte 5 :4096byte
VC接続でパケットサイズネゴシエーション使用可能時、およびPVC接続時の有効な受信側パケットサイズを次の値で指定します。
PVC接続では、加入時に選択したデフォルトパケットサイズ値を指定してください。
VC接続でパケットサイズネゴシエーションを使用していない場合は、“0”を設定してください。
オプション定義する場合、指定する必要がなければ省略してください。
0 :128byte 3 :1024byte 1 :256byte 4 :2048byte 2 :512byte 5 :4096byte
VC接続でウィンドウサイズネゴシエーション使用可能時、およびPVC接続時の有効な送信側ウィンドウサイズを指定します。
PVC接続では、加入時に選択した値を指定してください。
VC接続でウィンドウサイズネゴシエーションを使用していない場合は、“0”を設定してください。
オプション定義する場合、指定する必要がなければ省略してください。
1〜7 :モジュロ8指定時 1〜15 :モジュロ128指定時
VC接続でウィンドウサイズネゴシエーション使用可能時、およびPVC接続時の有効な受信側ウィンドウサイズを指定します。
PVC接続では、加入時に選択した値を指定してください。
VC接続でウィンドウサイズネゴシエーションを使用していない場合は、“0”を設定してください。
オプション定義する場合、指定する必要がなければ省略してください。
1〜7 :モジュロ8指定時 1〜15 :モジュロ128指定時
データ送信後、送達確認を受信するまでの最大待ち時間を“付表C.4 応答監視時間(trsp)の設定値” から参照し、設定してください。
標準値は“1b”(180秒)です。
オプション定義する場合、指定する必要がなければ省略してください。
割り込みデータ送信後、送達確認を受信するまでの最大待ち時間を“付表C.5 X.25プロトコル使用時のタイムコード表”から参照し、設定してください。
標準値は“1b”(180秒)です。
オプション定義する場合、指定する必要がなければ省略してください。
相手ビジィ発生時、ビジィが解除されるまでの待ち時間を“付表C.5 X.25プロトコル使用時のタイムコード表”から参照し、設定してください。
標準値は“1b”(180秒)です。
オプション定義する場合、指定する必要がなければ省略してください。
定義するパスが、VC接続か、またはPVC接続かを指定します。必ずどちらかを選択してください。
オプション定義する場合も、省略することはできません。
VC接続とPVC接続が混在する場合は“vc”を指定します。PVC接続のパスについては、オプション定義(“/etc/opt/FJSVwan/etc/x25/options”ファイルの設定)により、変更を行ってください。
vc :当パスはVC接続です。 pvc :当パスはPVC接続です。
PVC接続の場合に、加入時に選択した論理チャネル番号を16進数4桁で指定します。
VC接続の場合は、“0”を設定してください。
なお、PVC接続のパスについては、オプション定義(“/etc/opt/FJSVwan/etc/x25/options”ファイルの設定)により、論理チャネル番号を指定してください。
オプション定義する場合も、PVC接続の場合は省略できません。VC接続の場合は省略してください。
Mビット分割されたデータを受信データごとに上位に通知するか、まとめて上位に通知するかを指定します。
X.25オプション定義する時、本パラメタを指定する必要がない場合、または上位プロトコルにFNAを使用する場合、省略して“:”の区切りだけ記述してください。
0 :受信データごとに通知します。 1 :まとめて通知します。
網中継転送遅延指示ファシリティを使用するかしないかを指定します。
標準値は“0”です。
使用するネットワークタイプが80年度版の場合は、“0”を設定してください。
X.25オプション定義する時、本パラメタを指定する必要がない場合、または上位プロトコルにFNAを使用する場合、省略 して“:”の区切りだけ記述してください。
0 :網中継転送遅延指示ファシリティを使用しません。 1 :網中継転送遅延指示ファシリティを使用します。
着回線変更ファシリティの動作を指定します。
標準値は“0”です。
使用するネットワークタイプが80年度版の場合は、“0”を設定してください。
X.25オプション定義する時、本パラメタを指定する必要がない場合、または上位プロトコルにFNAまたはSNAを使用する場合、省略して“:”の区切りだけ記述してください。
0 :回線変更発生時、着回線通知ファシリティに対する処理を行いません。 1 :回線変更発生時、CAパケットにCNパケットで指定された自側DTEアドレスを付加します。 この場合、“CAパケットに自局番号を挿入(pktype2)”での指定は無視します。 2 :回線変更発生時、CAパケットに着回線変更ファシリティ+自側DTEアドレスを付加します。 この場合、“CAパケットに自局番号を挿入(pktype2)”での指定は無視します。 3 :着回線変更ファシリティを付加します。
最小スループットクラスネゴシエーションを使用するかしないかを指定します。
標準値は“0”です。
使用するネットワークタイプが80年度版の場合は、“0”を設定してください。
X.25オプション定義する時、本パラメタを指定する必要がない場合、または上位プロトコルにFNAまたはSNAを使用する場合、エディタでは省略して“:”の区切りだけ記述してください。
0 :最小スループットクラスネゴシエーションを使用しません。 1 :最小スループットクラスネゴシエーションを使用します。
発呼時に要求するEnd-End間の転送遅延の付加情報を指定します。
標準値は“0”です。
使用するネットワークタイプが80年度版の場合は、“0”を設定してください。
X.25オプション定義する時、本パラメタを指定する必要がない場合、または上位プロトコルにFNAまたはSNAを使用する場合、省略して“:”の区切りだけ記述してください。
0 :End-End転送遅延を使用しません。 1 :End-End累積転送遅延を使用します。 2 :End-End累積/要求転送遅延を使用します。 3 :End-End累積/要求/最大転送遅延を使用します。
優先データ制御を指定します。
標準値は“0”です。
X.25オプション定義する時、本パラメタを指定する必要がない場合、または上位プロトコルにFNAまたはSNAを使用する場合、“:”の区切りだけ記述してください。
0 :優先データネゴシエーションを使用しません。 1 :優先データ不使用を要求します。 2 :優先データ使用を要求します。
閉域ユーザグループの使用を指定します。
標準値は“0”です。
X.25オプション定義する時、本パラメタを指定する必要がない場合、または上位プロトコルにFNAまたはSNAを使用する場合、省略して“:”の区切りだけ記述してください。
0 :閉域接続ファシリティを使用しません。 1 :閉域ユーザグループ選択ファシリティを使用します。 2 :出接可閉域ユーザグループ接続を使用します。 3 :相互閉域接続ファシリティを使用します。
着回線変更通知を行う場合、発呼DTEに通知する着回線変更通知情報を“0”〜“0xef”で値で指定します。
着回線変更通知を行わない場合は、“0”を設定してください。
X.25オプション定義する時、本パラメタを指定する必要がない場合、または上位プロトコルにFNAまたはSNAを使用する場合、省略して“:”の区切りだけ記述してください。
送信側の最小スループットクラス値を指定します。
ただし、メニューで定義する場合、送信側デフォルトスループットクラス、および送信側スループットクラスネゴシエーション値以上の値は指定しないでください。
“/etc/opt/FJSVwan/etc/x25/config”ファイル、および“/etc/opt/FJSVwan/etc/x25/parameters”ファイルのsthrputパラメタで指定した値以上の値は指定しないでください。
最小スループットクラスネゴシエーションを使用してしない場合は、“0”を設定してください。
X.25オプション定義する時、本パラメタを指定する必要がない場合、または上位プロトコルにFNAまたはSNAを使用する場合、省略して“:”の区切りだけ記述してください。
0 :75bps 5 :2400bps 1 :150bps 6 :4800bps 2 :300bps 7 :9600bps 3 :600bps 9 :19.2Kbps 4 :1200bps 10 :48Kbps
受信側の最小スループットクラス値を指定します。
ただし、メニューで定義する場合、受信側デフォルトスループットクラス、および受信側スループットクラスネゴシエーション値以上の値は指定しないでください。
“/etc/opt/FJSVwan/etc/x25/config”ファイル、および“/etc/opt/FJSVwan/etc/x25/parameters”ファイルのrthrputパラメタで指定した値以上の値は指定しないでください。
最小スループットクラスネゴシエーションを使用していない場合は、“0”を設定してください。
X.25オプション定義する時、本パラメタを指定する必要がない場合、または上位プロトコルにFNAまたはSNAを使用する場合、省略して“:”の区切りだけ記述してください。
0 :75bps 5 :2400bps 1 :150bps 6 :4800bps 2 :300bps 7 :9600bps 3 :600bps 9 :19.2Kbps 4 :1200bps 10 :48Kbps
網中継転送をミリ単位で指定します。
指定可能範囲は、“0”〜“0xffff”です。
累積的な転送遅延が不明な場合、または65534ミリ秒を超えた場合は、“0xffff”を指定してください。
転送遅延を使用しない場合は、“0”を設定してください。
X.25オプション定義する時、本パラメタを指定する必要がない場合、または上位プロトコルにFNAまたはSNAを使用する場合、省略して“:”の区切りだけ記述してください。
発呼時に要求するEnd-End間の累積的な転送遅延をミリ秒単位で指定します。
指定可能範囲は、“0”〜“0xffff”です。
転送遅延を使用しない場合は、“0”を設定してください。
X.25オプション定義する時、本パラメタを指定する必要がない場合、または上位プロトコルにFNAまたはSNAを使用する場合、省略して“:”の区切りだけ記述してください。
発呼時に要求するEnd-End間の転送遅延をミリ秒単位で指定します。
指定可能範囲は、“0”〜“0xffff”です。
転送遅延を使用しない場合は、“0”を設定してください。
X.25オプション定義する時、本パラメタを指定する必要がない場合、または上位プロトコルにFNAまたはSNAを使用する場合、省略して“:”の区切りだけ記述してください。
発呼時に要求するEnd-End間の最大転送遅延をミリ秒単位で指定します。
指定可能範囲は、“0”〜“0xffff”です。
転送遅延を使用しない場合は、“0”を設定してください。
X.25オプション定義する時、本パラメタを指定する必要がない場合、または上位プロトコルにFNAまたはSNAを使用する場合、省略して“:”の区切りだけ記述してください。
CRパケットに対するCCパケット待ち時間を“付表C.5 X.25プロトコル使用時のタイムコード表”から参照し、設定してください。
標準値は“1c”(200秒)です。
ITU勧告X.25において、T21を意味しています。
なお、本パラメタに“00”を指定した場合は、0秒でタイムアウトとなるので、注意が必要です。
X.25オプション定義する時、本パラメタを指定する必要がない場合、または上位プロトコルにFNAまたはSNAを使用する場合、省略して“:”の区切りだけ記述してください。
CQパケットに対するCFパケット待ち時間を“付表C.5 X.25プロトコル使用時のタイムコード表”から参照し、設定してください。
標準値は“1b”(180秒)です。
ITU勧告X.25において、T23を意味しています。
なお、本パラメタに“00”を指定した場合は、0秒でタイムアウトとなるので、注意が必要です。
X.25オプション定義する時、本パラメタを指定する必要がない場合、または上位プロトコルにFNAまたはSNAを使用する場合、省略して“:”の区切りだけ記述してください。
RQパケットに対するRFパケット待ち時間を“付表C.5 X.25プロトコル使用時のタイムコード表”から参照し、設定してください。
標準値は“1d”(240秒)です。
ITU勧告X.25において、T22を意味しています。
なお、本パラメタに“00”を指定した場合は、0秒でタイムアウトとなるので、注意が必要です。
X.25オプション定義する時、本パラメタを指定する必要がない場合、または上位プロトコルにFNAまたはSNAを使用する場合、省略して“:”の区切りだけ記述してください。
CQパケットリトライ回数を指定します。
指定可能範囲は、“1”〜“ff”(16進)です。標準値は“1”です。
X.25オプション定義する時、本パラメタを指定する必要がない場合、または上位プロトコルにFNAまたはSNAを使用する場合、省略して“:”の区切りだけ記述してください。
非X.25のファシリティを指定します。
109バイト以下の16進数で指定してください。
非X.25のファシリティを使用しない場合は、“-”を設定してください。
X.25オプション定義する時、本パラメタを指定する必要がない場合、または上位プロトコルにFNAまたはSNAを使用する場合、省略して“:”の区切りだけ記述してください。
自局に割り当てるオプション名を1文字以上20文字以内で設定します。
先頭が英字で始まる英数字およびアンダーバー“_”、ハイフン“-”が使用できます。
定義済のオプション名は設定できません。
これ以外のパラメタは、“C.4.4/etc/opt/FJSVwan/etc/x25/parameters”を参照してください。
タイムコード |
時間 |
タイムコード |
時間 |
00 |
0秒、または時間監視なし |
10 |
8秒 |
11 |
10秒 |
||
01 |
50ms |
12 |
20秒 |
02 |
100ms |
13 |
25秒 |
03 |
200ms |
14 |
30秒 |
04 |
250ms |
15 |
40秒 |
05 |
300ms |
16 |
50秒 |
06 |
500ms |
17 |
60秒 |
07 |
900ms |
18 |
70秒 |
08 |
1秒 |
19 |
100秒 |
09 |
1.2秒 |
1a |
120秒 |
0a |
1.5秒 |
1b |
180秒 |
0b |
2秒 |
1c |
200秒 |
0c |
3秒 |
1d |
240秒 |
0e |
4秒 |
1e |
360秒 |
0f |
6秒 |
- |
- |
回線速度 |
パケットサイズ |
時間 |
タイムコード |
2400bps |
- |
8秒 |
10 |
4800bps |
- |
4秒 |
0e |
9600bps |
4096バイト以下 |
8秒 |
10 |
9600bps |
1024バイト以下 |
2秒 |
0b |
19.2Kbps |
- |
2秒 |
0b |
48Kbps |
4096バイト以下 |
1.2秒 |
09 |
48Kbps |
1024バイト以下 |
0.5秒 |
06 |
64Kbps |
4096バイト以下 |
1.2秒 |
09 |
64Kbps |
1024バイト以下 |
0.5秒 |
06 |
64Kbps(注1) |
- |
1.2秒 |
09 |
16Kbps(注2) |
- |
1秒 |
08 |
注1 ISDN網Bチャネルパケット交換使用時
注2 ISDN網Dチャネルパケット交換使用時
目次
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