Netcompo WAN制御 説明書 |
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IPCO機能が制御する最大コネクション数を指定します。
以下のmaxconx25,maxconx25pvcおよびmaxconhdlcの合計が、このmaxconで指定された値を超えることはできません。標準値は256です。
TCP/IPでX.25VCを使用する、最大コネクション数を指定します。X.25の接続VC数は、maxconおよびmaxconx25で指定された値を超えることができません。標準値は64です。
TCP/IPでX.25PVCを使用する、最大コネクション数を指定します。
X.25の接続PVC数は、maxconおよびmaxconx25pvcで指定された値を超えることはできません。標準値は64です。
TCP/IPでHDLC-ABMを使用する、最大コネクション数を指定します。
HDLC-ABMの接続コネクション数は、maxconおよびmaxconhdlcで指定された値を超えることはできません。標準値は64です。
TCP/IPプロトコルの無通信状態を監視する時間を秒単位で指定します。
指定された時間内にTCP/IPプロトコルのデータ転送が発生しない場合、下位プロトコルのコネクションを切断します。
指定可能範囲は、0〜99999(約27.8時間)です。0を指定した場合は、無通信監視を行いません。標準値は300(秒)です。
TCP/IPプロトコルのデータ転送が行われていない状態で、下位プロトコルのコネクションを保持する時間を秒単位で指定します。
一度接続されたコネクションは、指定された接続保証時間内は接続が保証されます。ただし、通信エラーが発生した場合や無通信監視により、コネクションが切断される場合があります。最大コネクション数を超えて接続要求が発生した場合、接続保証時間以上通信が行われていないコネクションは切断され、接続要求を優先します。また、接続保証時間の設定値は、無通信監視時間の設定値よりも短くする必要があります。
指定可能範囲は、0〜99999(約27.8時間)です。0を指定した場合は、接続保証を行いません。標準値は100(秒)です。
IPホスト名またはIPアドレスを指定します。省略はできません。IPホスト名は“/etc/hosts”ファイルに定義されているか、DNSによって検索可能なホスト名です。
プロトコル名を指定します。本ファイルの場合、必ず“hdlc”を指定してください。
制御フラグを指定します。制御フラグは以下のうちの複数を指定することができ、その場合は各フラグを“,”で区切って指定します。指定するフラグがない場合は“-”を指定してください。
out/in
out
発呼専用フラグ。このフラグが指定された場合、着呼を許しません。フラグ“in”と両方を指定することはできません。
in
着呼専用フラグ。このフラグが指定された場合、発呼を許しません。フラグ“out”と両方を指定することはできません。
上記inおよびoutのフラグのどちらも設定されていない場合は、発着呼共用として動作します。
const
常時設定経路フラグ。このフラグが指定された場合、コネクション無通信監視によるコネクションの切断を行いません。また、IPCO機能の活性化時にコネクションの接続を試みます。このフラグが指定されない場合は、TCP/IPからの通信要求が発生した時にだけコネクションの接続を試みます。通信媒体に公衆回線などを使用する場合は、無通信監視によって回線が切断されなくなりますので注意してください。
フラグ“multi”と両方を指定することはできません。
concede
着信優先フラグ。このフラグが指定された場合、同一の相手ホストに対しての着信処理と発信処理が同時に発生した時に、発信処理を中止します。このフラグが指定されない場合は着信処理を中止します。
multi
マルチコネクションフラグ。このフラグが指定された場合、1:nでの通信機能および下位HDLCネットワークで代表選択サービス使用時の対応を行います。
HDLCホスト名を指定します。省略はできません。
指定するホスト名は、“/etc/opt/FJSVwan/etc/hdlc/hosts”ファイルに定義されているホスト名です。
ABMの場合は、オプション名を指定できません。必ず省略(オプション名として“none”を指定)してください。
HDLCサービス名を指定します。省略はできません。
指定するサービス名は、“/etc/opt/FJSVwan/etc/hdlc/services”ファイルに定義されているサービス名です。
TCP/IPプロトコルの無通信状態を監視する時間を秒単位で指定します。通常は省略します。省略時は“/etc/opt/FJSVwan/etc/ipco/sysparm”ファイルのshutdowntimeに指定された値で動作します。
制御フラグに“const”が指定されていない場合、無通信監視時間内に通信が行われないコネクションは切断されます。
指定可能範囲は、0〜99999(約27.8時間)です。0を指定した場合は無通信監視を行いません。
TCP/IPプロトコルのデータ転送が行われていない状態で、下位プロトコルのコネクションを保持する時間を秒単位で指定します。通常は省略します。省略時は“/etc/opt/FJSVwan/etc/ipco/sysparm”ファイルのkeeptimeに指定された値で動作します。
一度接続されたコネクションは、接続保証時間内はコネクションの接続が保証されます。ただし、通信エラーが発生した場合や、無通信監視により切断される場合があります。最大コネクション数を超えて接続要求が発生した場合、接続保証時間以上通信が行われていないコネクションは切断され、接続要求が優先されます。また、接続保証時間の設定値は、無通信監視時間の設定値よりも短くする必要があります。
指定可能範囲は、0〜99999(約27.8時間)です。0を指定した場合は接続保証を行いません。
IPホスト名またはIPアドレスを指定します。省略はできません。IPホスト名は“/etc/hosts”ファイルに定義されているか、DNSによって検索可能なホスト名でなければなりません。
プロトコル名を指定します。本ファイルの場合、必ず“x25”を指定してください。
制御フラグを指定します。制御フラグは以下のうちの複数を指定することができ、その場合は各フラグを“,”で区切って指定します。指定するフラグがない場合は“-”を指定してください。
charge
着信課金許容フラグ。このフラグが指定されている場合、着信課金要求の着信を受け入れます。指定されていない場合は、着信課金要求の着信は拒否されます。
out/in
out 発呼専用フラグ。このフラグが指定された場合、着呼を許しません。フラグ“in”と両方を指定することはできません。
in 着呼専用フラグ。このフラグが指定された場合、発呼を許しません。フラグ“out”と両方を指定することはできません。
上記inおよびoutのフラグがどちらも設定されていない場合は、発着呼共用として動作します。
concede
着信優先フラグ。このフラグが指定された場合、同一の相手ホストに対しての着信処理と発信処理が同時に発生したときに、発信処理を中止します。このフラグが指定されない場合は着信処理を中止します。
multi
マルチコネクションフラグ。このフラグが指定された場合、下位X.25ネットワークで代表選択サービス使用時の対応を行います。
X.25のホスト名を指定します。省略はできません。
指定するホスト名は、“/etc/opt/FJSVwan/etc/x25/hosts”ファイルに定義されているホスト名です。
X.25オプション名を指定します。省略可能です。エディタでの設定時に本パラメタを省略する場合、以降のパラメタ(services,shutdowntime,keeptime)も省略するのであれば何も記述する必要は有りませんが以降のパラメタを指定する場合は“none"と記述します。指定するオプション名は、”/etc/opt/FJSVwan/etc/x25/options“ファイルに定義されているオプション名です。
X.25サービス名を指定します。通常は省略します。省略時は“inet”と判断されます。エディタでの設定時に本パラメタを省略する場合、以降のパラメタ(shutdowntime,keeeptime)も省略するのであれば何も記述する必要はありませんが、以降のパラメタを指定する場合は“none”と記述します。
指定するサービス名は、“/etc/opt/FJSVwan/etc/x25/services”ファイルに定義されているサービス名です。
TCP/IPプロトコルの無通信状態を監視する時間を秒単位で指定します。通常は省略します。省略時は“/etc/opt/FJSVwan/etc/ipco/sysparm”ファイルのshutdowntimeに指定された値で動作します。
無通信監視時間内に通信が行われないVCは切断されます。
指定可能範囲は、0〜99999(約27.8時間)です。0を指定した場合は無通信監視を行いません。
TCP/IPプロトコルのデータ転送が行われていない状態で、下位プロトコルのコネクションを保持する時間を秒単位で指定します。通常は省略します。省略時は“/etc/opt/FJSVwan/etc/ipco/sysparm”ファイルのkeeptimeに指定された値で動作します。
一度接続されたVCは、接続保証時間はVCの接続が保証されます。ただし、通信エラーが発生した場合や、無通信監視により切断される場合があります。最大コネクション数を超えて接続要求が発生した場合、接続保証時間以上通信が行われていないVCは切断され、接続要求が優先されます。また、接続保証時間の設定値は、無通信監視時間の設定値よりも短くする必要があります。
指定可能範囲は、0〜99999(約27.8時間)です。0を指定した場合は接続保証を行いません。
IPホスト名またはIPアドレスを指定します。省略はできません。IPホスト名は“/etc/hosts”ファイルに定義されているか、DNSによって検索可能なホスト名です。
プロトコル名を指定します。本ファイルの場合、必ず“x25pvc”を指定してください。
X.25(PVC)の場合は、制御フラグは意味を持ちません。必ず、“-”を指定してください。
X.25(PVC)の場合は、“out,const”として扱われます。
制御フラグ“out”と“const”の意味は次のとおりです。
out:発呼専用フラグ。このフラグが指定された場合、着呼を許しません。
const:常時設定経路フラグ。このフラグが指定された場合、無通信監視によるVCの切断を行いません。また、IPCO機能の活性化時にVCの接続を試みます。
X.25のホスト名を指定します。省略はできません。
指定するホスト名は、“/etc/opt/FJSVwan/etc/x25/hosts”ファイルに定義されているホスト名です。
X.25オプション名を指定します。X.25(PVC)の場合は、省略できません。
指定するオプション名は、“/etc/opt/FJSVwan/etc/x25/options”ファイルに定義されているオプション名であり、かつPVCを使用するための定義がされている必要があります。
X.25(PVC)の場合は、X.25サービス名を指定できません。指定した場合は無視されます。
X.25(PVC)の場合、無通信監視時間は意味を持ちません。
X.25(PVC)の場合は、接続保証時間を指定できません。
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