Solaris TeamWARE Office 200X V2.0 インストールガイド |
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第2章 サーバの準備 |
TeamWARE Officeは、1台以上のサーバと複数のクライアントで構成されます。サーバとクライアントは、互いにLAN(Local Area Network)で接続されます。また、サーバとクライアントをWAN(Wide Area Network)で接続することも可能です。このようなネットワークを設計する場合、以下に示す内容を考慮してください。
ネットワークアドレス(Internet Protocolアドレスのことです。以降、IPアドレスと呼びます)は、使用する全クライアントと全サーバに割り当てる必要があります。IPアドレスの割り当ては、ネットワーク管理者(導入するシステムのネットワーク設備やネットワークソフトを管理します)に割り当ててもらう方法と、DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)によりIPアドレスを自動的に割り当てる方法があります。
DNS(Domain Name Service)、DHCPは、お使いのシステムに導入されているソフトウェアや設備構成により利用できない場合があります。DNS, DHCPの利用を計画される場合は、ネットワーク管理者と相談してください。
サーバやクライアントのIPアドレスをDNSに登録することができます。DNSに登録することにより、ログインサーバのネットワークアドレスにドメイン名を記述できます。また、 サーバのIPアドレスが変更になっても全クライアントのログインサーバアドレスを変更する必要がないため、便利です。
SearchProサービスをサイト内の複数のサーバにインストールして運用する場合、以下の点を考慮する必要があります。
SearchProサービスをインストールするサーバのホスト名(コンピュータ名)は、15文字以内の半角英数字で指定します。また、先頭は英字のみ使用できます。なお、ホスト名に、"-"(ハイフン)は使用できません。これらの設定は、インストール時には、問題が検出できませんので注意してください。
SearchProサービスをサブネットをまたいだサイト内の複数のサーバにインストールする場合、hostsファイルに定義を行うなどの方法で、各サーバから別のサーバを認識できる設定が必要です。
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