Systemwalker Live Help V13.1.0 インストールガイド - Microsoft(R) Windows(R) 2000/ Microsoft(R) Windows(R) XP/ Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 -
目次 索引 前ページ次ページ

第3章 サポートセンター関連の設定変更> 3.1 サポートセンターの追加

3.1.2 サポートセンターの追加

サポートセンターを追加するには、[Live Help CM管理]プログラムを起動します。このプログラムは[Live Help CM]プログラムと連携し、現在のサポートセンター情報を表示し、CCLファイルの追加や変更を行うことを可能にします。

重要:

[Live Help CM管理]プログラムを起動する前に、[Live Help CM]プログラムが起動済であることを確認してください。[Live Help CM管理]プログラムは[Live Help CM]コンピュータと「通信」を行います。

スタートメニューのから[Live Help]−[CM管理]を選択し、[Live Help CM管理]プログラムを起動します。

スタートメニューから[Live Help]−[Live Help CM管理]を選択します。[Live Help CM管理]ウィンドウが表示され、アクセスできる[Live Help CM]コンピュータと、選択された[Live Help CM]コンピュータ内に現在配置されているサポートセンターの一覧を表示します。ここで、作業を行う[Live Help CM]コンピュータを選択する必要があります。デフォルトのインストールでは、[Live Help CM]コンピュータの名前は"Connection Manager 1"で、サポートセンターの名前は"Support TCP/IP"になります。

サポートセンターを[Live Help CM]コンピュータに追加するには、以下の操作を行ってください。

  1. [センター] − [センターの追加] コマンドを選択します。[センターの構成情報]ダイアログボックスが表示されます。[センター]パネルに必要な情報を入力してください。
  2. [OK] ボタンをクリックします。[Live Help CM管理]ウィンドウに戻ります。追加したサポートセンターが[センター]リストボックスに表示されていることを確認してください。
  3. 新しいサポートセンターのCCLファイルを、以下の手順で作成し、ユーザに配付します。

    CCLファイルにより、どのサポートセンターが使えるかが決められます。

    前に説明したように、CCLファイルにはサポートセンターの構成情報が入っています。Live Helpは、[Client]の場合はCLICCLサブフォルダ、[Expert]の場合はEXPCCLサブフォルダ内のCCLファイルに基づいて、アクセスできるサポートセンターを決定します。

    クライアントとエキスパートの両方が使えるサポートセンターを1つ作成します。

    ほとんどの場合、クライアントとエキスパートの両方が使用できるサポートセンターとCCLファイルを1つ作成するだけで十分です。CCLファイルを作成し、CLICCLサブフォルダとEXPCCLサブフォルダの両方にそれをコピーします。

    1. [センター]リストボックスで追加したサポートセンターを強調表示(クリック)します。
    2. [ファイル]−[CCLファイルの保存]コマンを選択します。[CCLファイルの保存]ダイアログボックスが表示されます。ファイル名を入力し、ドライブとフォルダを選択します。
      • ファイル名:

        CCLファイル名を入力します。名前が重複しないよう注意してください。CCLファイル名として、たとえば"HELPDESK.CCL"が使えます。

      • 保存する場 :

        配布しやすいようにすべてのユーザがアクセスできる場所にCCLファイルを格納します。

    3. [保存]ボタンをクリックし、CCLファイルを保存します。

    複数のサポートセンターをサポートする場合は、上記の手続きを繰り返し、複数のCCLファイルを作成してください。

  4. 新しいCCLファイルを配付します。

    保存したCCLファイルをそれぞれのコンピュータの"CLICCL"または"EXPCCL"サブフォルダにコピーします。

    複数のサポートセンターをサポートする場合は、複数のCCLファイルを該当するサポートセンターに属するすべての[Live Help Client]プログラムの"CLICCL"サブフォルダと、複数のサポートセンターをサポートする[Live Help Expert]プログラムの"EXPCCL"サブフォルダにコピーしてください。

    複数のCCLファイルが、"CLICCL"サブフォルダまたは"EXPCCL"サブフォルダに格納されている場合、ユーザは利用するサポートセンターを選択することができます。クライアントの場合、[Live Help Clientセットアップ]プログラムで選択します。エキスパートの場合、[セッションを開く]または[セッションに参加する]ダイアログボックスで直接サポートセンターを選択します。

    サポートセンターの作成と構成設定に必要なステップはこれで終わりです。[センター]リストボックスにサポートセンターが追加され、[Live Help CM管理]プログラムは[Live Help CM]コンピュータをこの情報に基づいて更新します。

  5. サポートセンターを追加し、CCLファイルを適切なCCLサブフォルダにコピーしたら、[ファイル]メニューから[Live Help CM管理の終了]コマンドを選択して[Live Help CM管理]プログラムを終します。
  6. 最後に、Live Helpソフトウェアのインストールで作成されたデフォルトのCCLファイルとサポートセンターを削除するかどうかを決めます。[Live Help Client]プログラムのCLICCLサブフォルダと[Live Help Expert]プログラムのEXPCCLサブフォルダの両方に、"Support TCP/IP"というサポートセンター用の"SUPTCP.CCL"ファイがあります。このCCLファイルを削除した場合は、[Live Help CM管理]を使って[Live Help CM]コンピュータからこのサポートセンターを削除することも忘れないでください。

    それぞれのサブフォルダには、"DCTCP.CCL"という名前の第2のファイルが存在します。このファイルはIPアドレス指定による接続を実現するための情報が含まれています。このファイルは、変更したり、削除したりしないでください。


目次 索引 前ページ次ページ

All Rights Reserved, Copyright(C) 富士通株式会社 1993-2006.