NetCOBOL Studio 使用手引書 V9.0 |
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第1章 概要 | > 1.3 開発の流れ |
COBOLプログラムをリモート開発する場合の流れについて説明します。
リモート開発で使用するサーバの情報を設定します。
サーバ情報は、ワークスペース間で共有される情報です。既にサーバ情報を設定済であれば、この手順は不要です。
NetCOBOL Studioでは開発するCOBOLプログラムを1つの"プロジェクト"として管理します。このプロジェクト単位に、COBOLプログラム開発に必要な開発資産(ソースファイル、登録集やライブラリなど)を一括して管理します。プロジェクトは1つのターゲット(実行可能プログラムまたはライブラリ)を管理します。プロジェクトは、ウィザードを使用して効率よく簡単に定義することができます。
"1. サーバ情報の設定"で設定したサーバ情報から、プロジェクトで利用するサーバを設定します。
プロジェクトでプリコンパイラを使用する場合には、プリコンパイラの情報を設定します。
NetCOBOL Studioでは、ウィザードを使用してソースプログラムのひな形を作成することができます。作成したCOBOLソースファイルは、COBOLエディタの各種支援機能を利用して効率よく編集することができます。
ローカルPC上の資産をサーバに転送して、サーバ上でのビルドに必要なメイクファイルを生成します。
プロジェクトに定義された内容(翻訳オプション、リンクオプションなど)にしたがって、サーバ上で翻訳、リンク処理を行います。
対話型リモートデバッガを使用してサーバ上のCOBOLプログラムをデバッグします。
ローカル開発の既存プロジェクトを使用してリモート開発を行う場合には、上記手順の"2. プロジェクトの作成"および"5. ソースプログラム作成"の手順は不要です。
NetCOBOL Studioでは、サーバ側の実行プログラムを起動することはできません。実行プログラムの起動は、直接サーバ上で行ってください。
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