NetCOBOL Studio 使用手引書 V9.0
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第1章 概要> 1.3 開発の流れ

1.3.2 ローカル開発の流れ

ローカルPC上でCOBOLプログラムを開発する場合の流れについて説明します。

  1. プロジェクトの作成

    NetCOBOL Studioでは開発するCOBOLプログラムを"プロジェクト"として管理します。このプロジェクト単位に、COBOLプログラム開発に必要な開発資産(ソースファイル、登録集やライブラリなど)を一括して管理します。プロジェクトは、1つのターゲット(実行可能プログラムまたはライブラリ)を管理します。プロジェクトは、ウィザードを使用して効率よく簡単に定義することができます。

  2. ソースプログラム作成

    NetCOBOL Studioではウィザードを使用してソースプログラムのひな形を作成することができます。作成したCOBOLソースファイルは、COBOLエディタの各種支援機能を利用して効率よく編集することができます。

  3. ビルド

    プロジェクトに定義された内容(翻訳オプション、リンクオプションなど)にしたがって、翻訳、リンク処理を行います。

  4. デバッグ

    対話型デバッガによりCOBOLプログラムをデバッグします。対話型デバッガのプログラムの中断、データ項目の値の参照と設定などの機能を利用して、効率よくデバッグを行うことができます。

  5. 実行

    COBOLプログラムの実行に必要となる実行環境情報を設定して、作成したプログラムを実行することができます。


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