Interstage Application Server Smart Repository運用ガイド
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付録D RDB(Symfoware/RDB)資源の見積もり式

D.12 レプリケーションで使用する差分ログファイルの容量見積もり

 差分ログファイルのサイズは、以下の見積もり式にもとづいて決定してください。

見積り式

差分ログファイルのサイズ = L × H

L:単位時間当たりの平均ログ量
H:一括差分複写業務のスケジュール間隔の時間

単位時間当たりの平均ログ量(L) = R × 2 × 更新件数

R:差分ログのレコード長(単位はバイト)

差分ログのレコード長(R) = A + B + 3,072

A:2,048 × 属性数
B:1,095 × 属性数

注意事項

 差分ログファイルは、自動的に容量が拡張されます。拡張された領域は、抽出処理によって差分データが抽出されるときに自動的に返却されます。拡張サイズを以下に示します。
 1Gバイトは1,024Mバイト、1Mバイトは1,024Kバイト、1Kバイトは1,024バイトです。

初期量

拡張サイズ

20Mバイト未満

初期量の25%

20Mバイト以上、2Gバイト未満

5Mバイト

2Gバイト以上

50Mバイト


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