まえがき

　本書は、“Interstage Application Server Smart Repository運用ガイド”です。
　本書は、Smart Repositoryの運用を行うために必要な環境設定、運用手順について説明しています。

　本書を読む場合、以下の知識が必要です。

　本書は以下の構成なっています。

第1章　概要
　Smart Repositoryのシステム構成、ディレクトリサービスの基礎、および機能概要などの概念について説明します。

第2章　環境構築(標準データベースを使用する場合)
　リポジトリのデータベースとして標準データベースを使用する場合の、Smart Repositoryの環境構築について説明します。

第3章　環境構築(RDBを使用する場合)
　リポジトリのデータベースとしてRDBを使用する場合の、Smart Repositoryの環境構築について説明します。

第4章　エントリの管理
　Smart Repositoryのエントリの管理について説明します。

第5章　運用・保守
　Smart Repositoryの運用・保守について説明します。

第6章　アプリケーションの作成（C API）
　Smart Repositoryのアプリケーション作成（C API）について説明します。

第7章　アプリケーションの作成（JNDI）
　Smart Repositoryのアプリケーション作成（JNDI）について説明します。

付録A　クラスタ環境でのリポジトリ操作手順
　クラスタ環境でのリポジトリの操作手順について説明します。

付録B　オブジェクトクラス一覧
　Smart Repositoryが扱うオブジェクトクラスについて説明します。

付録C　属性一覧
　Smart Repositoryが扱う属性について説明します。

付録D　RDB(Symfoware/RDB)資源の見積もり式
　Symfoware/RDBで使用する各資源で、Smart Repositoryの運用に必要な資源の見積もり式について説明します。

付録E　RDB(Symfoware/RDB)のメモリの見積もり式
　Symfoware/RDBで使用するメモリの見積もり式について説明します。

　本マニュアルでの以下の表記については、それぞれの基本ソフトウェアに対応した製品を示しています。

表記	説明
RHEL-AS4(x86)	Red Hat Enterprise Linux AS (v.4 for x86)を前提基本ソフトウェアとしたInterstage Application Server
RHEL-AS4(IPF)	Red Hat Enterprise Linux AS (v.4 for Itanium)を前提基本ソフトウェアとしたInterstage Application Server

　本ドキュメントを非居住者に提供する場合には、経済産業大臣の許可が必要となる場合がありますので、ご注意ください。

　2007年2月　第3版

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