Netcompo アプリケーション会話サービス 2.1 LU0会話サービス編 - Solaris -
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第6章 コンソールメッセージ

本章では、LU0会話サービスが表示するコンソールメッセージについて説明します。

LU0会話サービスは、以下の形式でメッセージを表示します。

UX:LU0API:"重度":"メッセージ番号":"メッセージ本文"

以下に、LU0会話サービスが表示する重度について説明します。

情報(INFO):
起動や停止などが正常に行われた場合などに表示します。運用は正常に継続されます。
警告(WARNING):
不用な操作を行った場合やキャンセル操作を行った場合に表示します。ほとんどの処理は指示とおりの結果になりますが、一部の処理が切捨てられる場合があります。
エラー(ERROR):
処理を実行できない異常を検出し、終了または中断する場合に表示します。各メッセージの指示に従い検出した異常を取り除き処理を再開してください。

通常、英文のメッセージが表示されますが、環境変数(LANG)を変更することにより、日本語のメッセージも表示できます。

以下に、表示されるコンソールメッセージを示します。

 


0001

[重度]

情報(INFO)

[メッセージ本文]

日本語:
LU0会話サービスは起動しました
英語:
LU0API is now active.

[意味]

LU0会話サービスは起動しました。

[対処]

なし。

 


0002

[重度]

情報(INFO)

[メッセージ本文]

日本語:
LU0会話サービスは停止しました
英語:
LU0API is now inactive.

[意味]

LU0会話サービスは停止しました。

[対処]

なし。

 


0003

[重度]

情報(INFO)

[メッセージ本文]

日本語:
LU0会話サービスは既に起動されています
英語:
LU0API already active.

[意味]

LU0会話サービスは既に起動されています。

[対処]

LU0会話サービスが起動されていない状態で、strlu0コマンドを使用してください。

 


0004

[重度]

エラー(ERROR)

[メッセージ本文]

日本語:
LU0会話サービスの起動に失敗しました(*****)
英語:
LU0API failed to active.(*****)

[意味]

LU0会話サービスの起動に失敗しました。

[対処]

システムで異常が発生したため、本メッセージを控え、getovcpコマンドで資料採取の上、富士通技術員(SE)に連絡してください。

 


0005

[重度]

エラー(ERROR)

[メッセージ本文]

日本語:
LU0会話サービスは異常終了しました
英語:
LU0API abnormal end.(*****)

[意味]

LU0会話サービスが異常終了しました。

[対処]

LU0会話サービスが異常終了したため、本メッセージを控え、getovcpコマンドで資料採取の上、富士通技術員(SE)に連絡してください。

 


0006

[重度]

警告(WORNING)

[メッセージ本文]

日本語:
LU0 会話サービスは利用者への完了通知に失敗しました
英語:
failed user complete.

[意味]

LU0会話サービスは利用者への完了通知に失敗しました。

[対処]

アプリケーションプログラムが終了していると思われるので、アプリケーションプログラムの状態を確認してください。アプリケーションプログラムが正常であった場合、本メッセージを控え、getovcpコマンドで資料採取の上、富士通技術員(SE)に連絡してください。

 


0007

[重度]

警告(WORNING)

[メッセージ本文]

日本語:
LU0会話サービスの受信バッファ領域が不足しました
英語:
lack of buffer.

[意味]

LU0会話サービスの受信バッファ領域が不足しました。

[対処]

"システム環境設定"のとおりシステムチューニングが行われていることを確認してください。システムチューニングに問題ないのであれば、本メッセージを控え、getovcpコマンドで資料採取の上、富士通技術員(SE)に連絡してください。

 


0008

[重度]

警告(WORNING)

[メッセージ本文]

日本語:
LU0会話サービスでは認識できないメッセージタイプの要求を受信しました
英語:
message type was abnormal.

[意味]

LU0会話サービスでは認識できないメッセージタイプの要求を受信しました。

[対処]

システムで異常が発生したため、本メッセージを控え、pkginfoコマンドとgetovcpコマンドで資料採取の上、富士通技術員(SE)に連絡してください。

pkginfoコマンドの実行方法は、以下のとおりです。

# pkginfo -x > ファイル名

 


0009

[重度]

警告(WORNING)

[メッセージ本文]

日本語:
LU0会話サービスが誤動作しました(*****)
英語:
inconsistency existed in LU0API.(*****)

[意味]

LU0会話サービスが誤動作しました。

[対処]

LU0会話サービスが誤動作したため本メッセージを控え、getovcpコマンドで資料採取の上、富士通技術員(SE)に連絡してください。

 


0010

[重度]

警告(WORNING)

[メッセージ本文]

日本語:
トレースファイルまたはパニックファイルの作成に失敗しました
英語:
trace or panic file open error.

[意味]

トレースファイルまたはパニックファイルの作成に失敗しました。

[対処]

インストールディレクトリまたは/var/optが存在するファイルシステムがいっぱいになっている場合は、十分な空き領域を確保してください。十分な空き領域が確保されている場合、本メッセージを控え、getovcpコマンドで資料採取の上、富士通技術員(SE)に連絡してください。

 


0011

[重度]

エラー(ERROR)

[メッセージ本文]

日本語:
LU0会話サービスのライセンスの初期化に失敗しました(*****)
英語:
LU0API start failed.(cannot initial license. (*****))

[意味]

LU0会話サービスのライセンスの初期化に失敗しました。

[対処]

システムで異常が発生したため、本メッセージを控え、富士通技術員(SE)に連絡してください。

 


0012

[重度]

エラー(ERROR)

[メッセージ本文]

日本語:
LU0会話サービスのライセンスの獲得に失敗しました(*****)
英語:
LU0API start failed.(cannot get license(*****))

[意味]

LU0会話サービスのライセンスの獲得に失敗しました。

[対処]

ライセンス・パスワードの獲得して、ライセンスの登録を行ってください。

 


0013

[重度]

エラー(ERROR)

[メッセージ本文]

日本語:
stplu0コマンド又はtrclu0コマンドの起動に失敗しました
英語:
LU0API command not active.

[意味]

stplu0コマンドまたはtrclu0コマンドの起動に失敗しました。

[対処]

"システム環境設定"のとおりシステムチューニングが行われていることを確認してください。システムチューニングに問題ないのであれば、本メッセージを控え、getovcpコマンドで資料採取の上、富士通技術員(SE)に連絡してください。

 


0031

[重度]

情報(INFO)

[メッセージ本文]

日本語:
LU0会話サービスは起動されていません
英語:
LU0API not active.

[意味]

LU0会話サービスが起動されていないため、stplu0コマンドまたはtrclu0コマンドが使用できません。

[対処]

LU0会話サービスが起動されている状態で、stplu0コマンドまたはtrclu0コマンドを使用してください。

 


0032

[重度]

エラー(ERROR)

[メッセージ本文]

日本語:
LU0会話サービスへのアクセスに失敗しました
英語:
failed to free of access for LU0API.

[意味]

stplu0コマンドまたはtrclu0コマンドがLU0会話サービスへのアクセスに失敗しました。

[対処]

"システム環境設定"のとおりシステムチューニングが行われていることを確認してください。システムチューニングに問題ないのであれば、本メッセージを控え、getovcpコマンドで資料採取の上、富士通技術員(SE)に連絡してください。

 


0033

[重度]

エラー(ERROR)

[メッセージ本文]

日本語:
LU0会話サービス制御用メッセージキューの解放に失敗しました
英語:
failed to free of message queu.

[意味]

LU0会話サービス制御用メッセージキューの解放に失敗しました。

[対処]

"システム環境設定"のとおりシステムチューニングが行われていることを確認してください。システムチューニングに問題ないのであれば、本メッセージを控え、pkginfoコマンドとgetovcpコマンドで資料採取の上、富士通技術員(SE)に連絡してください。

pkginfoコマンドの実行方法は、以下のとおりです。

# pkginfo -x > ファイル名

 


0034

[重度]

警告(WARNING)

[メッセージ本文]

日本語:
LU0会話サービス制御用メッセージキューは既に解放されています
英語:
message queu was already free.

[意味]

LU0会話サービス制御用メッセージキューは既に解放されています。

[対処]

LU0会話サービスが異常終了しているため、本メッセージを控え、getovcpコマンドで資料採取の上、富士通技術員(SE)に連絡してください。

 


0035

[重度]

情報(INFO)

[メッセージ本文]

日本語:
LU0会話サービスはトレースを出力しました
英語:
LU0API made output of trace data on the file "/var/opt/FSUNnet/lu0api/lu0trace".

[意味]

LU0会話サービスはトレースを出力しました。

[対処]

なし。

 


0036

[重度]

情報(INFO)

[メッセージ本文]

日本語:
LU0会話サービスはトレースデータ域をクリアしました
英語:
LU0API cleared trace data area.

[意味]

LU0会話サービスはトレースデータ域をクリアしました。

[対処]

なし。

 


0037

[重度]

情報(INFO)

[メッセージ本文]

日本語:
LU0会話サービスは終了処理中です
英語:
LU0API is terminate executing.

[意味]

LU0会話サービスは終了処理中です。

[対処]

LU0会話サービスが終了するまでコマンドの使用を待合せてください。

 


0039

[重度]

情報(INFO)

[メッセージ本文]

日本語:
LU0会話サービス制御用メッセージキューを解放しました
英語:
LU0API freed control message queu.

[意味]

LU0会話サービス制御用メッセージキューを解放しました。

[対処]

なし。


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