Netcompo アプリケーション会話サービス 2.1 LU0会話サービス編 - Solaris -
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上へ第3章 導入
上へ3.4 環境設定

3.4.1 システム環境設定

LU0会話サービスでは、LU0会話サービスとLU0動的リンクライブラリの間で、ストリーム、メッセージキュー、共用メモリを使用しています。

LU0会話サービスが動作する上で必要となる各システム資源の数について以下に説明します。

image

以下に説明するシステムパラメは、LU0会話サービスで必要なる資源数であり、他の製品で必要となる資源については考慮されていません。

他の製品で必要となる資源については、他の製品のマニュアルなどを参照してください。

既に値が設定してある場合は、各パラメタの計算結果を設定されている値に加えてください。

また、各パラメタを省略した場合のデフォルト値は、"Solarisのシステム管理"を参照してください。

説明の中のLUとは、FNA-BASE環境定義ファイル(/etc/opt/FSUNnet/vcp配下のfnaparm)のvluオペランドのnameパラメタで存在しているもので、LU0会話サービスが使用するものの総数です。

本体プロセスで使用するシステム資源

LU0会話サービスの本体プロセスが動作するために必要なシステム資源を以下に説明します。

共有メモリ識別の数

(LU数*4)の値が、(1プロセス内でのlu0getbマクロ命令発行数*2)の値より大きいか同じ場合。

(LU数*4)の値が、(1プロセス内でのlu0getbマクロ命令発行数*2)の値より小さい場合。

プロセス毎のセグメント

(LU数*4)の値が、(1プロセス内でのlu0getbマクロ命令発行数*2)の値より大きいか同じ場合。

(LU数*4)の値が、(1プロセス内でのlu0getbマクロ命令発行数*2)の値より小さい場合。

共有メモリセグメントの最大サイ

共有メモリセグメントの最小サイ

メッセージ待ち行列識別の数

システムメッセージのヘッダ

待ち行列上の最大バイト

メッセージの最大サイ

最大ファイル

ライブラリで使用するシステム資源

アプリケーションプログラムにリンクするLU0ライブラリで使用するシステム資源を以下に示します。本値は、アプリケーションプログラムで使用するシステム資源に加える必要があります。

共用メモリとメッセージキューのシステム資源については、LU0ライブラリで使用するプロセス毎のセグメント数は本体プロセスの計算式に含まれるため、不要です。

最大ファイル

値を変更した場合、以下の操作を行ってください。

  cd /
  sync(数回実行してください)
  その後、以下のコマンドを実行してシステムのrebootを行ってください。
  /usr/sbin/shutdown -y -i6 -g0

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