Netcompo アプリケーション会話サービス 2.1 LU0会話サービス編 - Solaris -
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上へ第4章 インタフェース
上へ4.3 インタフェース詳細

4.3.5 lu0writeマクロ命令

記述形式

  #include  "lu0.h" 

  int   lu0write(rcbp)  
  structlu0rb *rcbp 

説明

データ送信、コマンド送信またはレスポンス送信を要求します。

要求時のパラメタ

LU名:
lu0open1マクロ命令で設定したLU名を設定します。
送信コマンド:
送信するデータまたはコマンドの種別を設定します。
L_DATA(x'02'):
データ
L_LUS(x'04'):
LUSコマンド
L_MRESP(x'FF'):
-RESP(注)

-RESPは、lu0cnctマクロ命令発行時に、動作モード情報で-RESP制御を行う(アプリケーションプログラムは-RESPの送信を行います)と設定したときに有効です。
完了通知モード:
lu0writeマクロ命令の完了が同期型か非同期型かを指定します。
LU0SYNC(x'00'):
同期型
LU0ASYN(x'01'):
非同期型(注)

非同期型でlu0writeマクロ命令を続けて発行する場合は必ず先に発行したlu0writeマクロ命令の完了を受け取ってから発行してください。(完了を受け取らずに発行するとマクロシーケンスエラーとなります。)
送信データ長:
送信するデータのデータ長を設定します。

image

lu0cnctマクロ命令発行時に、動作モード情報でチェーンデータスルー制御を行う(アプリケーションプログラムがチェーン分割を行います)と設定した場合、チェーン分割は、lu0cnctマクロ命令の復帰時に通知される上り最大RU長の値以下のデータ長で分割を行ってください。
送信バッファアドレス:
送信データが格納されているバッファアドレス(lu0getbマクロ命令で獲得したバッファアドレス)を設定します。
送受信モード情報1:
送信データに関する情報を設定します。"図:送受信モード情報1の形式(lu0write)"に送受信モード情報1の形式(lu0write)を示します。

[図:送受信モード情報1の形式(lu0write)]

image

FMHの設は、lu0cnctマクロ命復帰時に、BIND情報でFMHは使用できますと通知された場合に有効です。FMHが使用できない場合は、0(FMHなしのデータを送信します)を指定してください。
送受信モード情報2:
送信データに関する情報を設定します。"図:送受信モード情報2の形式(lu0write)"に送受信モード情報2の形式(lu0write)を示します。

[図:送受信モード情報2の形式(lu0write)]

image

注1

チェーンの種は、lu0cnctマクロ命発行時に、動作モード情報でチェーンデータスルー制御を行う(チェーン分割/組立てをアプリケーションプログラムが行います)と設定したときに有効です。

注2

本パラメタは、lu0cnctマクロ命令発行時に、動作モード情報で応答要求スルー制御を行う(データ送信時に応答要求タイプをアプリケーションプログラムが設定します)と設定したときに有効です。
-RESP/LUSコマンドのセンス情報:
-RESPまたはLUSコマンドのセンス情報を設定します。ただし、送信コマンドで-RESPまたはLUSコマンドを設定したときに有効です。

復帰時のパラメタ

完了情報:
正常復帰時には、ELU0OKが通知されます。異常復帰時にはそれ以外が通知されます。詳細は"完了情報"を参照してください。
LU名:
要求時に設定したLU名が通知されます。
-RESP/LUSコマンドのセンス情報:
確定応答送信で-RESPを受信した場合に通知されます。-RESPのセンス情報が通知されるのは、完了情報が否定応答受信(ELU0EXP)の時です。

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