Systemwalker Centric Manager 使用手引書 リモート操作機能編 Connect管理者ガイド - Microsoft(R) Windows(R) 2000/ Microsoft(R) Windows(R) XP/ Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 -
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第3章 設計> 3.2 Live Help Connectの構成

3.2.5 Live Help Client の運用について

Client は起動するだけで、Expert からの接続待受け状態となります。Live Help Connectを利用しない IPアドレス指定接続の場合、Client は待受け状態では他のコンピュータとの通信が発生しません。しかし、Live Help Connectを利用する場合、Live Help Client は起動時から Live Help Connectに接続して待受け状態となります。このため、サービス自動起動設定で、OS起動時に Client が起動するようにしておくと、OS 起動中は常にインターネット経由で Live Help Connectへの通信状態となります。サービス自動起動のメリットとデメリットを表 3_5 にて示します。基本的に、サポート対象の Client コンピュータにエンドユーザがいるような運用の場合は、サービス自動起動による運用ではなく、必要な時に随時エンドユーザに Client を起動してもらう運用を推奨いたします。また、無人サーバをサービス自動起動でサポートする場合は、Client 側に DMZ を構築することを推奨いたします。

[表 3_5 サービス自動起動のメリットとデメリット]

メリット

無人サーバを操作できる。

デメリット

OS起動中は常にインターネットに接続し課金が発生する。
OS起動中は常に Live Help Connectと接続するため、ネットワーク負荷が発生する。
OS起動中は常に Live Help Connectと接続するため、接続数64のうち1つを常に占める。

[図3-8:Client起動時の接続状態]


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