Interstage Job Workload Server 運用ガイド
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第4章 保守> 4.1 バッチシステムの退避/復元> 4.1.5 一括退避/復元のサンプル> 4.1.5.1 退避簡易化ツールを使用したバッチサーバ環境資源の退避

4.1.5.1.2 バッチサーバ環境資源の退避用サンプル

バッチサーバ環境資源の退避用サンプルの使用方法について以下に示します。

■実行形式

/opt/FJSVibsbc/sample/bk_rs_tool/btfwbkpbtsv [-u ユーザ資源のリスト] [-i Interstageサービス資源の一括退避シェル] 退避ディレクトリ

■機能説明

以下のバッチサーバ環境資源を指定されたディレクトリに退避します。

■オプション

-u ユーザ資源のリスト

配備したコマンドやシェルスクリプトのパスを記述したリストの格納パスを指定します。
リストの格納パスの指定形式は、絶対パス、または相対パスで指定します。
相対パスで指定した場合は、カレントディレクトリからの相対パスになります。
リストの記述形式は、1行1ファイル、または1ディレクトリです。絶対パスで指定します。
本オペランドは、省略可能です。
省略時は、配備したコマンドやシェルスクリプトの退避は行いません。
指定した場合、配備したコマンドやシェルスクリプトを含めた退避を行います。

-i Interstageサービス資源の一括退避シェル

Interstageのサービス資源を一括退避するシェルの格納パスを指定します。
格納パスの指定形式は、絶対パス、または相対パスで指定します。
相対パスで指定した場合は、カレントディレクトリからの相対パスになります。
本オプションは、省略可能です。
省略時は、Interstageサービス資源の退避は行いません。
指定した場合、Interstageサービス資源の一括退避シェルを実行し退避を行います。

■オペランド

退避ディレクトリ

バッチサーバ環境資源を退避するディレクトリを、256バイト以内で指定します。
退避ディレクトリの指定形式は、絶対パス、または相対パスで指定します。
相対パスで指定した場合は、カレントディレクトリからの相対パスになります。
指定した退避ディレクトリは、本サンプル実行前に以下のアクセス権で作成しておく必要があります。

所有者

root

グループ

root

権限

0700

■実行可能ユーザ

システム管理者(スーパユーザ)

■使用例

バッチサーバ環境資源の退避を行います。
# /opt/FJSVibsbc/sample/bk_rs_tool/btfwbkpbtsv /home/backup/btsv
   :
FSP_INTS-JOB_BTFW: INFO: 03200: Completed batch system backup.
   :
FSP_INTS-JOB_BTFW: INFO: 03294: Completed batch server environmental resource backup.

■復帰コード

0:正常終了
上記以外:異常終了

■注意事項


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