Interstage Job Workload Server 運用ガイド
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第2章 通常運用> 2.1 バッチシステムの運用> 2.1.1 バッチシステムの運用開始

2.1.1.5 バッチ実行サービスの開始

バッチ実行サービスの開始は、以下の手順で行います。

■バッチ実行サービスの開始

バッチ実行サービスを開始します。
バッチ実行サービスの開始は、以下のコマンドで行います。

btfwstartex



btfwstartexコマンドの詳細については、“Interstage Job Workload Server リファレンス”を参照してください。

バッチ実行サービスの開始は、必ずInterstageを起動してから実施してください。

バッチ実行サービスの開始と連動して、イニシエータが起動されます。
連動して起動されるイニシエータは、「イニシエータの開始方法」の設定が“自動 (Start Mode = auto)”になっているイニシエータだけです。
「イニシエータの開始方法」の設定が“手動 (Start Mode = manual)”のイニシエータを起動するときは、“ジョブの実行環境単位の運用開始”の手順に従って起動します。

「イニシエータの開始方法」の設定の確認は、btfwiniinfoコマンドで行います。
btfwiniinfoコマンドの形式を以下に示します。

btfwiniinfo イニシエータ名

※イニシエータ名 : ジョブキュー名
  ジョブキュー名 : バッチ実行基盤で使用しているジョブキューの名前です。

btfwiniinfoコマンドについては、“Interstage Job Workload Server リファレンス”を参照してください。

 

バッチ実行サービスの状態確認

バッチ実行サービスが正常に開始されたことを確認します。
バッチ実行サービスの状態表示は、以下のコマンドで行います。

btfwexinfo


btfwexinfoコマンドの詳細については、“Interstage Job Workload Server リファレンス”を参照してください。

バッチ実行サービスの状態表示の例を、以下に示します。

batch executor service
 State = active
 Start Time = 2006/01/30 10:30:25

上記の"State"が"active"(稼働) になっていることを確認してください。
"active"(稼働) になっていない場合には、バッチ実行サービスの起動に失敗している可能性があります。
バッチ実行サービスを起動したときの端末や、システムログにエラーメッセージが出力されているか確認してください。
出力されていたエラーメッセージの対処を行い、再度バッチ実行サービスの開始からやり直してください。


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