InfoDirectory使用手引書
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第3部 SDK編 > 第6章 アプリケーション開発環境(JNDI) > 6.1 JNDIの位置付けと基本操作概要

6.1.4 SMEEのバージョン

 SMEE2を使用してSSL通信および証明書ベースの認証を行う場合は、SSLの動作モードの変更を行う必要があります。

 デフォルトの動作モードは、SMEE3を使用するようになっています。変更するには、SSL環境ファイルでのSMEE2指定を参照してください。

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 また、SDKパッケージに含まれている「InfoDirecotryインストールディレクトリ\SDK\JAVA\lib\java2\ssl」配下にある以下のライブラリが必要です。

※SMEE2,SMEE3については、SMEEライブラリの組合わせと利用条件の表を参照してください。

[表:SMEEライブラリの組合わせと利用条件]



組合わせ名称

必須製品

利用条件

SMEE2

  • F3FSSMEE V2

UTF8形式の証明書が使用できません。
SecurecryptoライブラリRは必要ありません。
Interstage Application Server V4.0L10以前のバージョンに同梱されています。
InfoDirectoryのデフォルトのままでは動作しません。当製品をインストールしているマシンにおいて共存している他システムの関係上、SMEE2のセキュリティ製品を使用する必要があるときは、証明書管理環境とSSL環境ファイルの動作モードをSMEE2に変更する必要があります。

SMEE3

  • F3FSSMEE V3
  • SecurecryptoライブラリR

UTF8形式の証明書が使用できます。
SecurecryptoライブラリRは必須となります。
Systemwalker PkiMGRと連携する場合、およびUTF-8形式の証明書を使用してSSL通信する場合に使用します。
InfoDirectoryのデフォルトではこの組み合わせで動作するようになっています。

 

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 また、SDKパッケージに含まれている「/opt/FJSVidsdk/JAVA/lib/java2/ssl」配下にある以下のライブラリが必要です。

※SMEE2,SMEE3については、SMEEライブラリの組合わせと利用条件の表を参照してください。

[表:SMEEライブラリの組合わせと利用条件]



組合わせ名称

必須製品

利用条件

SMEE2

Solaris OEの場合

  • FJSVsmee V2
  • FSUNssll

UTF8形式の証明書が使用できません。
Interstage Application Server 4.1以前のバージョンに同梱されています。
InfoDirectoryのデフォルトのままでは動作しません。証明書環境、SSL環境にSMEE2で動作するよう設定を行う必要があります。

Windowsクライアントの場合

  • F3FSSMEE V2

SMEE3

Solaris OEの場合

  • FJSVsmee V3
  • FJSVsclr

UTF8形式の証明書が使用できます。
Systemwalker PkiMGRと連携する場合、およびUTF-8形式の証明書を使用してSSL通信する場合に使用します。
InfoDirectoryのデフォルトではこの組み合わせで動作するようになっています。

Windowsクライアントの場合

  • F3FSSMEE V3
  • SecurecryptoライブラリR

 


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