Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル - UNIX共通 -

1.2.162 rssrfm(リカバリフローDB用リストアコマンド)

通常運用の運用管理サーバをクラスタ環境に移行する手順で、リカバリフローの情報を復元する場合に使用します。

■機能説明

リカバリフローの情報を復元します。本コマンドは、通常運用の運用管理サーバの情報をクラスタ環境に移行した運用管理サーバに復元する場合に使用します。

保守作業としてリストアをする場合は、mprscコマンドを使用してください。

■記述形式

rssrfm

-b 退避ディレクトリ名

■オプション

-b 退避ディレクトリ名:

リカバリフロー情報が退避してあるディレクトリを指定します。

■復帰値

0：

正常終了

0以外：

異常終了

■参照

bksrfm(リカバリフローDB用バックアップコマンド)
mprsc(リストアコマンド)
表:リカバリフロー用コマンド(運用管理サーバ用)

■コマンド格納場所

Solaris OE Linux

/opt/FJSVsrfm/bin

■実行に必要な権限/実行環境

• システム管理者(スーパ・ユーザ)権限が必要です。
• 運用管理サーバで実行可能です。

■使用例

通常運用の運用管理サーバをクラスタ環境に移行後、“/tmp/backディレクトリ”に退避してあるリカバリフローの情報を復元します。

/opt/FJSVsrfm/bin/rssrfm -b /tmp/back

■実行結果/出力形式

通常運用の運用管理サーバをクラスタ環境に移行後、リカバリフローの情報を復元したときの出力形式です。