Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル - UNIX共通 -
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上へ第1章 コマンドリファレンス
上へ1.2 コマンド

1.2.113 mprsc(リストアコマンド)

■機能説明

本コマンドを実行すると、退避先ディレクトリに格納されたSystemwalker Centric Managerの資産の復元を行います。

使用方法は“Systemwalker Centric Manager導入手引書”を参照してください。

■記述形式

[運用管理サーバ、部門サーバ、業務サーバ、ヘルプデスクサーバの場合]

mprsc

-b 退避先ディレクトリ名 [-dup] [-s] [-FD] [-FS] [-FH]

[運用管理クライアント、クライアントの場合]

mprsc

退避先ディレクトリ名 [/Ln/Lo/Le] [/FD] [/FS] [/FH] [/FR]

■オプション

運用管理サーバ、部門サーバ、業務サーバ、ヘルプデスクサーバの場合

-b 退避先ディレクトリ名:
資産を復元するディレクトリ名をフルパスで指定します。
退避先ディレクトリ名は、半角英数字で指定します。空白を含むことはできません。
-dup:
運用管理サーバ二重化環境の運用管理サーバの待機系のノードへ運用系のノードの定義情報等をリストアして同期させる場合に指定します。
-s:
同一IPアドレス/同一ホスト名へリストアする場合に指定します。
指定できるのはサーバの場合だけです。
-FD:
本オプションを指定すると、資源配付機能の資産を復元します。
-FS:
本オプションを指定すると、監視機能の資産を復元します。
-FH:
本オプションを指定すると、ヘルプデスクの資産を復元します。

復元する機能を選択するオプション(-FD, -FS, -FH)をすべて省略した場合は、Systemwalker Centric Managerの全機能の資産が復元対象となります。

運用管理クライアント、クライアントの場合

退避先ディレクトリ名:
資産が退避されているディレクトリ名をフルパスで指定します。
退避先ディレクトリ名は、半角英数字32文字以内で指定します。空白を含むことはできません。
/Ln:
本オプションを指定すると、定義情報だけがリストアされます。
/Lo:
本オプションを指定すると、ログ情報だけがリストアされます。
/Le:
本オプションを指定すると、ログ情報と定義情報の両方がリストアされます。
/FD:
本オプションを指定すると、資源配付機能の資産を復元します。
/FS:
本オプションを指定すると、監視機能の資産を復元します。
/FH:
本オプションを指定すると、ヘルプデスクの資産を復元します。
/FR:
本オプションを指定すると、リモート操作の資産を復元します。

復元する機能を選択するオプション(/FD, /FS, /FH, /FR)をすべて省略した場合は、Systemwalker Centric Managerの全機能の資産が復元対象となります。

■復帰値

0:
正常終了
1:
異常終了
その他:
警告レベルのエラー(処理は続行されます)

■参照

mpbkc(バックアップコマンド)
premprs(プレリストアコマンド)
表:バックアップ/リストア用コマンド

■コマンド格納場所

Solaris OE
HP-UX
AIX
Linux

/opt/systemwalker/bin

Windows NT系

Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\mpcmtool\backup\bin

Windows 9x系

Systemwalkerインストールディレクトリ\mpcmtool\backup\bin

■実行に必要な権限/実行環境

■注意事項

エラー時の対処

■使用例

Solaris OEの場合

Windows NT系の場合

Windows 9x系の場合


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