Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル - UNIX共通 -

1.2.157 rfmdeluser(リカバリフロー接続の強制切断コマンド)

■機能説明

運用管理クライアントで、リカバリフロー機能(リカバリフローの登録/監視/環境定義)使用時に、ログオフ、電源断やアプリケーションエラーなどでリカバリフロー機能が異常終了したときまたは運用管理サーバでrfmimport、rfmexportコマンドを実行中に強制終了したときにリカバリフロー機能の使用制限が設定されたままになり、次回から使用できないことがあります。

本コマンドは、リカバリフローの使用制限状態を強制的に解除します。

■記述形式

rfmdeluser

-user|-csv [mon]

■オプション

-user:

ログオフ、電源断やアプリケーションエラーなどでリカバリフロー機能が異常終了したときのリカバリフロー機能の使用制限状態を解除します。（従来機能）

-csv [mon]：

rfmimport、rfmexportコマンドによるリカバリフロー機能の使用制限状態を解除します。

monを指定した場合は、rfmexportコマンドによる監視情報の出力用、省略時はrfmimport、rfmexportコマンドによる登録情報の入出力用のリカバリフロー機能の使用制限状態を解除します。

■復帰値

0：

正常終了

0以外：

異常終了

■参照

rfmexport(リカバリフローCSV出力コマンド)
rfmimport(リカバリフローCSV入力コマンド)
表:リカバリフロー用コマンド(運用管理サーバ用)

■コマンド格納場所

Solaris OE Linux

/opt/FJSVsrfm/bin

■実行に必要な権限/実行環境

• システム管理者(スーパ・ユーザ)権限が必要です。
• 運用管理サーバで実行可能です。

■注意事項

• 本コマンドを実行する前に、リカバリフロー機能が使用されていないことを確認してください。

■使用例1

リカバリフロー機能の使用中にログオフをしたときのリカバリフロー機能の使用制限状態を解除するときの使用例です。

> /opt/FJSVsrfm/bin/rfmdeluser -user
> rfmdeluser normal end.

■使用例2

rfmimport、rfmexportコマンドによる登録情報を入出力中に強制終了したときのリカバリフロー機能の使用制限状態を解除するときの使用例です。

> /opt/FJSVsrfm/bin/rfmdeluser -csv
> rfmdeluser normal end.

■使用例3

rfmexportコマンドによる監視情報を出力中に強制終了したときのリカバリフロー機能の使用制限状態を解除するときの使用例です。

> /opt/FJSVsrfm/bin/rfmdeluser -csv mon
> rfmdeluser normal end.

■実行結果/出力形式

正常終了時に、以下の文字列が表示されます。

rfmdeluser normal end.