Systemwalker Centric Manager 導入手引書 - UNIX共通 - |
目次
索引
![]() ![]() |
インストール情報ファイルは、インストール種別やインストール先ディレクトリなどのインストール時に必要な情報を格納したファイルです。
同一環境のコンピュータをグループ化して、インストール情報ファイルを作成し、サイレントインストールを行います。環境が異なったコンピュータには、個別にファイルを作成して、インストールを行ってください。
インストール情報ファイルの作成は、導入支援機能を使用してWindows端末上で以下の手順で行います。
■サーバの場合
以下のサーバのインストール情報ファイルを作成する手順を説明します。
サイレントインストール情報ファイルに設定される各機能の情報は、以下のとおりです。インストール情報ファイルの作成時に入力を行わなかった場合は、設定されません。
- 【資源配付サーバ】
- 適用結果通知先
- 【システム監視】
- イベント通知先
- 接続方法
- 自ホスト名の取得方法
上記の設定を行った場合に使用できる機能です。
- 資源配付の適用結果を通知します。
適用結果通知先を指定した場合、以下のスケジュールが設定されます。
[スケジュール設定先]Solaris OE:Systemwalkerのインストール先/FJSVmpsdl/etc/schedule.datLinux :Systemwalkerのインストール先/Fmpsdl/etc/schedule.datHP :Systemwalkerのインストール先/FHPmpsdl/etc/schedule.datAIX :Systemwalkerのインストール先/FAIXmpsdl/etc/schedule.dat[スケジュール設定内容]
- 通知時間:毎週月曜日12時00分
- 通知先 :指定したIPアドレス
- 対象資源:共通メンテナンス版数
- 通知条件:適用正常/異常時に通知
- リトライ:10分間隔で2回
- 通信方法:TCP/IP
- 各コンピュータで発生したメッセージを監視することができます。
- 備考1.
- インストール後の運用でスケジュール設定を変更する場合、資源配付機能のポリシーにより設定変更を行います。詳細については、“Systemwalker Centric Manager 使用手引書 資源配付機能編”を参照してください。
- 備考2.
- ポリシーにより新たにスケジュール設定を行い配付/適用した場合、上記のスケジュール設定内容は無効になります。本設定内容を有効とする場合は、ポリシー作成において上記に示した設定内容のとおりにスケジュール設定を行い、配付/適用してください。
CD-ROMドライブ:\tool_unx\sscmd\mkinst.exe
既存の情報の変更の場合は、次の画面以降、設定された情報が表示されます。
サイレントインストールを行うOSを選択し、[次へ]ボタンをクリックします。
[Solaris OEの場合]
[Linuxの場合]
[HP-UXの場合]
[AIXの場合]
インストール種別を選択し、[次へ]ボタンをクリックします。
インストールする機能を選択し、[次へ]ボタンをクリックします。
プログラムの配置先、固定定義ファイルの配置先、可変定義ファイルの配置先と、アカウント名、パスワードを指定し、[次へ]ボタンをクリックします。Linuxの場合、インストール先の変更はできません。
[オプション機能選択]画面で選択された機能により以下の設定画面が表示されます。
[オプション機能選択]で“イベント監視”を選択した場合、システム監視の設定を行い、[次へ]ボタンをクリックします。
[オプション機能選択]で“資源配付サーバ”を選択した場合、資源配付サーバの設定を行い、[次へ]ボタンをクリックします。
インストール情報の確認を行い、[完了]ボタンをクリックします。
■クライアントの場合
以下のクライアントのインストール情報ファイルを作成する手順を説明します。
サイレントインストール情報ファイルに設定される各機能の情報は、以下のとおりです。インストール情報ファイルの作成時に入力を行わなかった場合は、設定されません。
- 【資源配付コンソール】
- 接続先サーバ
- 【資源配付クライアント】
- 接続先のアカウント/パスワード
- 接続先のIPアドレス/ホスト名
- 結果レポート表示の有無
- 管理ファイルのディレクトリ
- コンピュータ名運用の有無
- インベントリ収集の実行可否
- 【リモート操作】
- 接続ユーザ名/パスワード
- 起動方式
- 【システム監視】
- イベント通知先
- 接続方法
- 自ホスト名の取得方法
上記の設定を行った場合に使用できる機能です。
- 資源配付クライアントでインベントリ収集を行います。
インベントリ収集を行うを選択した場合、以下のスケジュールで収集を行います。
- リトライ :10分間隔で2回
- 収集/通知時間:毎週水曜日12時00分
- 各コンピュータで発生したメッセージを監視することができます。
- リモート操作エキスパートよりリモート操作クライアントに接続ができます。
- 備考1.
- インストール後の運用でスケジュール設定を変更する場合、資源配付機能のポリシーにより設定変更を行います。詳細については、“Systemwalker Centric Manager 使用手引書 資源配付機能編”を参照してください。
- 備考2.
- ポリシーにより新たにスケジュール設定を行い配付/適用した場合、上記のスケジュール設定内容は無効になります。
- 本設定内容を有効とする場合は、ポリシー作成において上記に示した設定内容のとおりにスケジュール設定を行い、配付/適用してください。
インストールを行う製品のCD-ROMでインストール情報ファイルを作成します。
以下の画面から[導入支援ツール]をクリックしてサイレントインストールの環境作成を起動します。
新規に作成するか、既存の情報を変更するかを選択し、インストール情報ファイル名を指定し、[次へ]ボタンをクリックします。
既存の情報の変更の場合は、次の画面以降、設定された情報が表示されます。
サイレントインストールを行うOSを選択し、[次へ]ボタンをクリックします。
インストール種別を選択し、[次へ]ボタンをクリックします。
インストールする機能を選択し、[次へ]ボタンをクリックします。
インストール先ディレクトリ、スタートアップアカウントとパスワードを指定し、[次へ]ボタンをクリックします。
[オプション機能選択]画面で選択された機能により以下の設定画面が表示されます。
[オプション機能選択]で“イベント監視”を選択した場合、システム監視の設定を行い、[次へ]ボタンをクリックします。
[オプション機能選択]で“資源配付サーバ”を選択した場合、資源配付サーバの設定を行い、[次へ]ボタンをクリックします。
[オプション機能選択]で“資源配付クライアント”を選択した場合、資源配付クライアントの設定を行い、[次へ]ボタンをクリックします。
[オプション機能選択]で“資源配付コンソール”を選択した場合、資源配付コンソールの設定を行い、[次へ]ボタンをクリックします。
[オプション機能選択]で“リモート操作”を選択した場合、リモート操作の設定を行い、[次へ]ボタンをクリックします。
リモート操作クライアントの接続ユーザ名とパスワードを指定します。
リモート操作クライアントの起動方法を選択します。
[オプション機能選択]で“簡易資源配付”を選択した場合、簡易資源配付の設定を行い、[次へ]ボタンをクリックします。
インストール情報の確認を行い、[完了]ボタンをクリックします。
目次
索引
![]() ![]() |