Systemwalker Centric Manager バージョンアップガイド - Solaris(TM) Operating Environment -
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上へ第2章 運用管理サーバのバージョンアップ
上へ2.1 バージョンアップ手順
上へ2.1.2 バージョンアップ

2.1.2.3 インストール

以下の手順で、移行データを復元するための準備作業を行い、移行先となるシステムに本バージョンのSystemwalker Centric Managerをインストールします。

■退避したユーザ資産の配

この作業は、別のコンピュータへバージョンアップする場合だけ必要な作業です。

移行元のコンピュータで退避した移行データを、移行先コンピュータのローカルディスクに配置(コピー)してください。

■ユーザ情報の確認

SystemWalker/CentricMGR V5.0以降からバージョンアップする場合は、以下を確認します。

■運用環境の削 (5.0以降からのバージョンアップの場合)

同一コンピュータでSystemWalker/CentricMGR 5.0以降の運用管理サーバをバージョンアップする場合、SystemWalker/CentricMGRの環境を削除します。環境の削除は以下の手順で操作します。

  1. 環境変数の設定
  2. ヘルプデスクのデータベース削除
  3. インベントリ管理のデータベース削除
  4. リカバリフローのデータベース削除
  5. フレームワークのデータベース削除
  6. 環境変数の削除
  7. SystemWalker/CentricMGRのアンインストール

ヘルプデスク、インベントリ管理、リカバリフローを使用している場合、それぞれの機能用のデータベースは、必ずフレームワーク用のデータベースより先に削除してください。データベースの削除やアンインストール方法の詳細は、移行前のSystemWalker/CentricMGRのマニュアルを参照してください。

SystemWalker/CentricMGR 5.0以降の運用管理サーバを別のコンピュータへバージョンアップする場合は、SystemWalker/CentricMGRの環境を即座に削除しアンインストールする必要はありません。環境削除やアンインストールを行う場合は、移行前のSystemWalker/CentricMGRのマニュアルを参照してください。

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環境変数の設定と削除

以下の条件を満たす場合、SystemWalker/CentricMGRの環境削除時には環境変数の設定と削除が必要です。

[条件]

[設定する環境変数と値]

環境変数名:INS_NAME
値:no

[作業時の注意]

■本製品のインストール

本製品のCD-ROMを挿入し、以下のコマンドを実行します。

CD-ROMマウントポイント/unx32/swsetup

インストール実行後は、システムを再起動します。

詳細については、“Systemwalker Centric Manager 導入手引書”を参照してください。

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インストール種別とインストール先について

インストール先ディレクトリやインストール種別は、旧バージョンと同じにしてください。

■運用環境の構

以下の手順で、Systemwalker Centric Managerの環境を作成します。

なお、本手順を実施する前に、必ずデータベースの再見積もりを実施してください。

  1. データベースパーティションの作成
  2. システムパラメタのチューニング
  3. リストア用にフレームワークのデータベースを作成

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ここでは、必ずリストア用のフレームワークデータベース作成を行なって下さい。作業の詳細は“Systemwalker Centric Manager 導入手引書”を参照してください。

また、フレームワークのデータベース作成後、使用する機能に応じて以下のデータベースを作成します。

それぞれの作業の詳細は“Systemwalker Centric Manager 導入手引書”を参照してください。


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