Systemwalker Centric Manager Global Enterprise Edition説明書 - Solaris(TM) Operating Environment - |
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Systemwalker Centric Manager GEEが、SVPMと連携するための定義について説明します。SVPMを利用しない場合は、定義の必要はありません。
SVPM連携のための作業の概要を“図:SVPM連携の定義概要”に、作業の手順を“表:SVPM連携のための作業内容”に示します。なお、“図:SVPM連携の定義概要”の丸付き数字は、“表:SVPM連携のための作業内容”の作業順番と対応しています。
SVPMが監視するハードウェア異常を監視したい場合は、被監視システムとしてSVPMを定義する必要があります。
作業の順序 |
作業名 |
作業内容 |
作業分担 |
1 |
SVPM基本部の動作環境定義 |
SVPM導入時の作業です。ハードウェア導入時の調整、ハードウェア構成情報の定義、その他必要な定義作業を行います。 ・ハード監視画面のセキュリティ機能を有効する場合 SVPM基本部の制御レジスタ0を、以下のように設定します。 ビット16(0x00008000)をオン かつ ビット22(0x00000200)をオン かつ ビット24(0x00000080)をオン ・SVPM基本部と運用管理サーバで時刻同期を行う場合 SVPM基本部の制御レジスタ1を、以下のように設定します。 ビット 2(0x20008000)をオン (注)制御レジスタはビットごとに意味を持つので、他のビットとのorをとった値を設定します。 |
富士通技術員 (CE) |
2 |
SVPMコンソール番号の割り当て |
SVPM導入時の作業です。接続するSVPMコンソールに対して、それぞれのコンソールを識別するための番号を決めます。 Systemwalker Centric Manager GEE が動作する運用管理サーバは、SVPMに対して1台のコンソールとして接続するため、運用管理サーバに対しても、SVPMコンソールと同様にコンソール番号を割り当てます。 |
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3 |
システム環境の定義 |
システム環境を設定します。
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運用管理者 |
4 |
SVPMコンソール番号の定義 |
(2)で運用管理サーバに割り当てたSVPMコンソール番号を、SVPMコンソール番号定義ファイルに設定します。 (3)の定義、SVPMコンソール番号の定義およびSVPM(基本部)に設定された定義内容をもとに、ハードウェア情報定義ファイルを作成します。 詳細は、“SVPMコンソール番号の定義”を参照してください。 |
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5 |
監視パスの定義およびシステム構成情報の登録 |
(4)のハードウェア情報定義ファイルをもとに、SVPMの正確な情報の雛形を作成します。それを参照して、監視パスの定義およびシステム構成情報の登録を行います。 詳細は、“監視対象システムの登録”を参照してください。 |
運用管理サーバへのコンソール番号の割り当てについて
“表:SVPM連携のための作業内容”の[2]の作業についての注意事項を以下に示します。
- Systemwalker Centric Manager GEEが導入される運用管理サーバには、0以上7以下のコンソール番号を割り当ててください。
- 1台のSVPM(基本部)に接続するSVPMコンソールは、すべて一意なコンソール番号である必要があります。したがって、以下のように1台のSVPM(基本部)に複数のSystemwalker Centric Manager GEEが接続する場合は、それぞれ異なるコンソール番号を割り当ててください。
- Systemwalker Centric Manager GEEは、複数のSVPMと接続して監視・操作ができます。1つのSystemwalker Centric Manager GEEに複数のSVPMを接続する場合には、各SVPMでSystemwalker Centric Managerに割り当てるコンソール番号を同じにしてください。
この節では、運用管理者が行う以下の作業について説明します。
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