Systemwalker Centric Manager Global Enterprise Edition説明書 - Solaris(TM) Operating Environment -
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目次
索引

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第4章 環境定義
4.1 グローバルサーバを監視するための環境定義
4.1.2 SVPM連携の定義
4.1.2.3 SVPM基本部と運用管理サーバで時刻同期を行う場合
SVPM基本部と運用管理サーバで時刻同期することができます。時刻同期にはNTP(Network Time Protocol)を使用し、SVPM基本部がNTPサーバ、運用管理サーバがNTPクライアントとなります。
■運用管理サーバにNTPクライアントを設定する
定義ファイル“/etc/inet/ntp.conf”にNTPサーバにはSVPM基本部のLAN#0のノード名を定義します。
以下にSolaris8 OE標準NTPの設定例を示します。
なお、SVPM基本部が二重化運用を行っている場合は各基本部のLAN#0のノード名を定義します。
server sysbase-0 ←SVPM基本部#0,LAN#0のノード名
server sysbase1-0 (注) ←SVPM基本部#1,LAN#0のノード名
driftfile /etc/inet/ntp.drift
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注) SVPM基本部が二重化されていない場合は指定しません。

- SVPM基本部のNTPサーバ機能はサーバ・クライアントモデルを使用しています。接続形態を合わせてください。
- 時刻同期をするためにSVPM基本部を以下のreleaseにする必要があります。
Realse01H以降
- 複数のGSシリーズが導入されている場合、NTPサーバとして定義できるSVPM基本部は1組(基本部#0,基本部#1)です。
- 運用管理サーバの時刻を戻す場合はNTP機能を停止してください。また、時刻を戻した場合運用管理サーバが正常に動作しないおそれがあります。以下のログファイルを削除してください。
- 監視イベントログ
- 監視メッセージログ
- コマンドログ
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