Systemwalker CentricMGR 使用手引書 監視機能編 - UNIX共通 - - Microsoft(R) Windows NT(R)/Microsoft(R) Windows(R) 2000/Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 -
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上へA.10 アプリケーション管理機能が使用できない場合の対処方法

A.10.2 部門管理サーバ/業務サーバでアプリケーション管理機能が動作していない

Systemwalkerコンソール 業務監視画面およびWebコンソールで、以下のメッセージが表示されます。

【業務監視画面の場合】

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【WEBコンソールの場合】

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これらのエラーメッセージ画面は、部門管理サーバまたは業務サーバで、アプリケーション管理機能が動作していない状態で、前述の機能を使用した場合に表示されます。部門管理サーバ/業務サーバでアプリケーション管理機能が動作していないケースとして、以下の状態が考えられます。

対処方法について説明します。

  1. しばらく待ってから、再操作してください。
  2. 再操作しても解決しない場合には、部門管理サーバ/業務サーバでアプリケーション管理機能の使用を抑止していないか、またはアプリケーション管理機能がインストールされているかを確認します。
  3. 部門管理サーバ/業務サーバで、アプリケーション管理機能のプロセスが動作しているかを確認します。

アプリケーション管理機能を再起動しても同じエラーが発生する場合、エラーが頻繁に再現する場合、また、再起動に失敗する場合には、技術員に連絡してください。

■アプリケーション管理機能の使用を抑止していないか確認する

部門管理サーバ/業務サーバでアプリケーション管理機能の使用を抑止していないか、アプリケーション管理機能がインストールされているか、管理者に確認してください。管理者に確認しても不明な場合には、以下の手順で確認できます。

【部門管理サーバ/業務サーバがWindowsの場合】

以下について確認します。

【部門管理サーバ/業務サーバがSolarisの場合】

以下のファイルの該当の行が存在しないか、またはコメント行(1カラム目が“#”)になっているか確認します。



Systemwalkerのバージョンレベルが5.2.1以前の場合

ファイル

/etc/opt/FJSVftlc/daemon/custom/rc3.ini

該当の行

#DAEMON03 =“/opt/FJSVsapag/opt/FJSVsapag.sh start”

Systemwalkerのバージョンレベルが10.0以降の場合

ファイル

/etc/opt/FJSVftlc/daemon/custom/start_fw.ini

該当の行

#DAEMON15=“/opt/FJSVsapag/opt/FJSVsapag.sh start”

上記の場合、運用設計において、アプリケーション管理機能を使用しない設定としている可能性があります。管理者に相談してください。

■アプリケーション管理機能のプロセスが動作しているか確認する

アプリケーション管理機能の使用を抑止していない場合には、以下の手段により、部門管理サーバ/業務サーバで、アプリケーション管理機能のプロセスが動作しているか確認します。

【部門管理サーバ/業務サーバがWindowsの場合】

タスクマネージャの“プロセス”ページで、“APA_CO”というイメージ名のプロセスが表示されているか確認します。表示されていない場合には、アプリケーション管理機能のプロセスが動作していません。

【部門管理サーバ/業務サーバがSolarisの場合】

Solarisのコマンドラインより“ps -ef | grep APA_CO”を実行し、“/opt/FJSVsapag/bin/APA_CO”が存在するか確認します。表示されない場合には、アプリケーション管理機能のプロセスが動作していません。

■アプリケーション管理機能を再起動する

プロセスが動作していない場合には、以下の手順でアプリケーション管理機能を再起動します。

【部門管理サーバ/業務サーバがWindowsの場合】

“Systemwalker Mpapagt”サービスを起動します。

【部門管理サーバ/業務サーバがSolarisの場合】

Solarisのコマンドラインより、“/opt/FJSVsapag/opt/FJSVsapag.sh start”を実行します。なお、コマンドはスーパーユーザで実行してください。


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