Systemwalker CentricMGR 使用手引書 監視機能編 - UNIX共通 - - Microsoft(R) Windows NT(R)/Microsoft(R) Windows(R) 2000/Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 -

5.5.6.3 ユーザレポートを作成する

テンプレートを使用した標準レポートを作成しない場合は、メータリングデータをCSV形式で出力することができます。ユーザレポート用のメータリング条件ファイルを作成し、その条件で、メータリングサーバに蓄積されているメータリングデータから必要なデータを取り出して、データファイル(CSV)に出力します。

ユーザレポートは、以下の手順で作成します。

1. メータリング条件ファイルを作成する
2. データファイルを出力する
3. OCM ManagerまたはCSV形式のファイルを扱えるアプリケーションを使用して、ユーザ独自のレポートを出力する

■メータリング条件ファイルの作成

ユーザレポート用のメータリング条件ファイルを作成するために、ウィザードを起動します。

1. Systemwalkerコンソール 業務監視(または、システム監視)で、[操作]メニューの[メータリング情報の出力]を選択します。
2. [メータリング情報の出力]ウィンドウが表示されます。[データ出力条件の定義]タブをクリックすると、メータリング条件ファイル一覧が表示されます。
3. 登録した条件ファイルが表示されています。[操作]メニューの[メータリング条件ファイル]-[作成]を選択し、[メータリング条件ファイルの編集]ウィザードを表示します。ウィザードで順番に情報を指定します。

■データファイルの出力

データファイル(CSV)を出力します。データファイルの出力は、以下のどちらかの方法で実施します。

• [メータリング情報の出力]ウィンドウで[データ出力条件の定義]タブを選択します。表示されるメータリング条件ファイル一覧で、メータリング条件ファイルを選択し、[操作]メニューの[メータリング条件ファイル] - [データファイルの出力]を選択し、メータリングデータを出力します。
• OCMMスケジューラを使用して、データファイル出力がスケジュールに沿って実行されるようにします。

データファイルは、CSV形式のファイルです。CSVの形式は“Systemwalker CentricMGR リファレンスマニュアル”を参照してください。

CSV形式に対応しているツール、またはアプリケーションで編集することができます。OCM Managerを利用してレポートを作成する場合は、EMPファイルを作成する必要があります。EMPファイルの作成方法については“レポーティングシステム使用手引書(OCM Manager 使用手引書) "を参照してください。