Systemwalker CentricMGR 使用手引書 監視機能編 - UNIX共通 - - Microsoft(R) Windows NT(R)/Microsoft(R) Windows(R) 2000/Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 - |
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Systemwalkerコンソール システム監視を起動する手順を説明します。
[運用管理サーバがUNIXの場合]
接続する[管理ドメイン名]を確認して、[ユーザ名]および[パスワード]を入力します。パスワードとして指定できるのは28バイトまでです。
[運用管理サーバがWindows(R)の場合]
接続する[管理ドメイン名]を確認して[OK]ボタンをクリックします。このとき、ログインするユーザ名およびパスワードは、運用管理クライアントのWindows(R)にログインした時のユーザ名およびパスワードになります。
ログインするユーザ名がWindows(R)にログインした時のユーザ名と異なる場合には、[ログインユーザの指定]をチェックし、[ユーザ名]および[パスワード]を入力します。なお、パスワードとして指定できるのは28バイトまでです。
[モード]メニューから[編集モード]を選択すると、監視ツリーおよび監視マップ上のノードおよびフォルダの編集を行うことができます。
注. 自動再接続コンソール
Systemwalkerコンソールの起動方法により、以下の機能差が発生します。
通常起動の場合 |
自動再接続で起動した場合 |
|
ウィンドウタイトル |
システム監視 |
システム監視(自動再接続) |
起動時の機能 |
監視モード |
監視機能(監視モード) |
異常終了時の動作 |
エラーメッセージ画面を表示後、終了します。 |
エラーメッセージ画面を表示せずに終了します。エラーメッセージはトレース、およびイベントログに出力されます(Windows98/Meの場合はイベントログに出力されません)。 |
Systemwalkerコンソール システム監視では、業務およびアプリケーションに関係する監視、編集を行うことはできません。業務の監視や業務管理の編集を行うときには、Systemwalkerコンソール 業務監視を使用してください。
Systemwalkerコンソール システム監視では、以下の3つのモードを切り替えて使用します。
監視モード: |
監視対象のノードで発生した異常を監視するためのウィンドウです。また、[システム監視]ウィンドウでは、各種操作機能の呼出しやポリシーの定義/配付を行うことができます。 |
編集モード: |
ツリーを編集したり、監視対象のノードを追加するためのウィンドウです。監視ツリー、監視マップ/リストのフォルダ/ノード情報を編集できる状態にします。 |
配置モード: |
監視マップ上でフォルダ/ノードを配置できる状態にします。 |
Systemwalkerコンソール システム監視の[モード]メニューから、[監視モード]、[編集モード]または[配置モード]を選択して、Systemwalkerコンソール システム監視のモードを切り替えます。
Systemwalkerコンソールに表示されるメニュー項目の一覧については、 “Systemwalker CentricMGR リファレンスマニュアル”を参照してください。選択しているツリーによって、利用可能なメニュー項目が異なります。また、DmOperationロールまたはDmReferenceロールに所属するユーザの場合、利用可能なメニュー項目が制限されます。
Systemwalkerコンソール システム監視では、ノード一覧を“基本ツリー”、またノード管理を“論理ツリー”と表現します。監視するカテゴリとして“ノード一覧(基本ツリー)”または“ノード管理(論理ツリー)”のどちらかを選択します。各ツリーの概要を以下に説明します。
基本ツリー (監視・編集・配置モード) |
基本ツリーとは、すべてのノードをグルーピングして管理するツリーです。グループには、サブネット、部門、クラスタ、新ノードフォルダがあります。部門やサブネット、ノードがツリー状に定義されています。 Systemwalkerコンソール システム監視では、基本ツリー名は、Systemwalkerの環境設定で設定を行った名前がツリー名になります。 |
論理ツリー (監視・編集・配置モード) |
論理ツリーとは、業務別や地理的といった、目的に応じたノードだけで構成するツリーです。 |
Systemwalkerコンソール システム監視では、基本ツリー名はSystemwalkerの環境設定で設定を行った名前です。登録されているサブネット、ドメインの一覧が、ツリー形式で表示されます。ノードの自動検出で所属先のサブネットが不明なノードは、“新ノード”フォルダに所属します。“新ノード”フォルダに入っているノードは、まだネットワーク情報(サブネットマスク等)が入っていません。“新ノード”フォルダ内にノードが存在している場合には、以下の手順で該当するフォルダに振り分けてください。
このほか、[ツリー選択]で“論理ツリー”を選択すると、登録されている論理ツリーを表示することができます。
発生したイベントが一覧で表示されます。表示される監視イベントの件数は、起動時には最大100件です。その後イベントが発生するたびに、最大で1000件まで表示できます。監視イベントが1000個を超えた状態でイベントが発生すると、以下のように表示されます。
番号の古い対処済イベントが監視イベント一覧から消え、新しいイベントが表示されます。
番号の古い監視イベントが監視イベント一覧から消え、新しいイベントが表示されます。
[ファイル]メニューから[指定フォルダ配下の監視]を選択した状態で、ツリーの頂点以外のフォルダを選択すると、発生したイベントのうち、そのフォルダに所属するノードで発生したイベントだけが表示されます。
自動再接続コンソールを使用すると、タスクトレイには自動再接続機能のアイコンが表示されます。以下の条件のとき、タスクトレイのアイコンの背景が赤色で表示されます。
上記の自動再接続アイコンをダブルクリックすると、自動再接続(業務監視)ウィンドウが表示されます。自動再接続の状態によって、次の4パターンのいずれかで表示されます
状態 |
説明 |
運用中 |
正常に運用している。 |
再接続中 |
コンソールが異常終了し、通信環境の確認を行っている。 |
起動確認中 |
コンソールが起動し、再接続後に正常運用されたと見なすまでの間の状態 |
再接続停止 |
異常が発生し、再接続を試みたがリトライ回数をオーバーして接続に失敗した。 |
自動再接続の設定を変更するときは、[スタート]ボタンをクリックし、[プログラム]-[Sysemwalker_CentricMGR]-[環境設定]-[Systemwalkerコンソールセットアップ]メニューを選択します。また、以下の定義ファイルをカスタマイズすることでも、自動再接続の設定を変更することができます。定義ファイルの詳細は、“Systemwalker CentricMGR リファレンスマニュアル”を参照してください。
ファイル名 |
Mpbcmdmn.ini |
|
インストール先 |
WindowsNT/2000/Server 2003/XPの場合 |
Systemwalkerインストール先\mpwalker.dm\mpbcmgui\etc |
Windows98/Meの場合 |
Systemwalkerインストール先\mpbcmgui\etc |
[ファイル]メニューの[終了]を選択します。自動再接続を使用していた場合、Systemwalkerコンソールを終了すると自動再接続機能も終了します。
[自動再接続機能の終了]ボタンをクリックした場合
自動再接続ウィンドウの[自動再接続機能の終了]ボタンをクリックすると、自動再接続機能を終了することができます。このとき、Systemwalkerコンソールが起動している場合は、手動でコンソールを終了させる必要があります。
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