Systemwalker CentricMGR 使用手引書 監視機能編 - UNIX共通 - - Microsoft(R) Windows NT(R)/Microsoft(R) Windows(R) 2000/Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 - |
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Systemwalkerコンソール 業務監視を起動する手順を説明します。Systemwalkerコンソール 業務監視を起動するためには、Administratorsグループに所属するユーザ、または、DmAdmin、DmOperation、DmReferenceのどれかのロールに所属するユーザでログインして起動します。ユーザをロールに登録する方法については、“画面のアクセス権を定義する”を参照してください。
[運用管理サーバがSolarisの場合]
接続する[管理ドメイン名]を確認して、[ユーザ名]および[パスワード]を入力します。
[運用管理サーバがWindows(R)の場合]
接続する[管理ドメイン名]を確認して、[OK]ボタンをクリックします。このとき、ログインするユーザ名およびパスワードは、運用管理クライアントのWindows(R)にログインした時のユーザ名、およびパスワードになります。
ログインするユーザ名が、Windows(R)にログインした時のユーザ名と異なる場合には、[ログインユーザの指定]をチェックし、[ユーザ名]および[パスワード]を入力します。
[機能]メニューから[機能選択]-[編集]メニューを選択、または[機能選択]コンボボックスで[編集]を選択すると、[業務監視-編集]ウィンドウが表示され、業務ツリー、監視ツリーおよび監視マップ上のノードおよびフォルダの編集を行うことができます。
注. 自動再接続コンソール
Systemwalkerコンソールの起動方法により、以下の機能差が発生します。
通常起動の場合 |
自動再接続で起動した場合 |
|
ウィンドウタイトル |
業務監視 |
業務監視(自動再接続) |
起動時の機能 |
前回起動時の機能 |
監視機能 |
異常終了時の動作 |
エラーメッセージ画面を表示後、終了します。 |
エラーメッセージ画面を表示せずに終了します。エラーメッセージはトレース、およびイベントログに出力されます(Windows98/Meの場合はイベントログに出力されません)。 |
運用管理サーバでのSystemwalkerコンソール 業務監視の起動
Windows(R)の運用管理サーバで、Systemwalkerコンソール 業務監視を起動する場合は、[業務監視-ログイン]ダイアログボックスは表示されません。Windows(R)にログインしたユーザ名、およびパスワードで起動されます。
初回起動時のノード検出
Systemwalkerコンソール 業務監視の[業務監視-監視]ウィンドウを初めて起動する場合は、[ノード検出]ダイアログボックスが表示されます。[ノード検出]ダイアログボックスでは、“運用管理サーバが属するサブネット”、または“LAN接続されたネットワーク”上のノードを自動的に検出することができます。設定項目については、ヘルプを参照してください。ノードの自動検出を行わない場合は、[キャンセル]ボタンをクリックします。なお、接続先の運用管理サーバの運用形態が以下の場合には、ノード検出は実行されません。
◆全体監視サーバ
◆冗長2重化されている場合の従系サーバ
[業務監視-監視]ウィンドウは、監視対象のノードや業務/アプリケーションで発生した異常を監視するためのウィンドウです。また、[業務監視-監視]ウィンドウでは、各種操作機能の呼出しやポリシーの定義/配付を行うことができます。
Systemwalkerコンソール 業務監視の[機能選択]コンボボックスで[監視]を選択するか、[機能]メニューから[機能選択]-[監視]を選択して、[業務監視-監視]ウィンドウを表示します。
[業務監視-編集]ウィンドウは、ツリーを編集したり、監視対象のノードや業務/アプリケーションを追加するためのウィンドウです。また、各オブジェクト間を関係付けることにより、監視時に異常が発生した場合の影響範囲を定義することができます。
Systemwalkerコンソール 業務監視の[機能選択]コンボボックスで[編集]を選択するか、[機能]メニューから[機能選択]-[編集]を選択して、[業務監視-編集]ウィンドウを表示します。なお、[業務監視-編集]ウィンドウを操作することができるユーザは、Administratorsグループに所属するユーザ、または、DmAdminロールに所属するユーザです。
Systemwalkerコンソールに表示されるメニュー項目の一覧については、 “Systemwalker CentricMGR リファレンスマニュアル”を参照してください。選択しているツリーによって、利用可能なメニュー項目が異なります。また、DmOperationロールまたはDmReferenceロールに所属するユーザの場合、利用可能なメニュー項目が制限されます。
Systemwalkerコンソール 業務監視では、以下のツリーを使用できます。
ノード一覧ツリーとノード管理ツリーの編集方法については、“ノードを管理するための設定を行う”を参照してください。業務管理ツリー、アプリケーションツリー、データベースツリーおよび管理者ツリーの編集方法については、“監視する業務を登録する”を参照してください。
Systemwalkerコンソール 業務監視のツリーを切り替える場合、注意する事項について説明します。
Systemwalkerコンソール 業務監視は、ツリー上で選択したフォルダに所属するノード、アプリケーション、業務などのオブジェクトを“マップ形式”または“リスト形式”で表示することができます。各表示形式は、[表示]メニューから[マップの表示]または[リストの表示]を選択して切り替えます。表示形式は一度変更すると、別のツリーやフォルダに移動しても有効です。
“リスト形式”で表示する場合、表示するオブジェクトの種類を絞り込んだり、表示する項目を選択することができます。これらの操作は[表示設定]ダイアログボックスから行います。[表示設定]ダイアログボックスは、以下の手順で表示します。
表示の絞り込みは一度変更すると、別のツリーやフォルダに移動しても有効となっています。
発生した監視イベントが一覧で表示されます。表示される監視イベントの件数は、起動時には最大100件です。その後、監視イベントが発生するたびに、最大で1000件まで表示できます。監視イベントが1000個を超えた状態で監視イベントが発生すると、以下のように表示されます。
番号の古い対処済イベントが監視イベント一覧から消え、新しい監視イベントが表示されます。
番号の古い監視イベントが監視イベント一覧から消え、新しいイベントが表示されます。
[ファイル]メニューから[指定フォルダ配下の監視]を選択した状態で、ツリーの頂点以外のフォルダを選択すると、発生したイベントのうち、そのフォルダに所属するノードで発生したイベントだけが表示されます。
自動再接続コンソールを使用すると、タスクトレイには自動再接続機能のアイコンが表示されます。以下の条件のとき、タスクトレイのアイコンの背景が赤色で表示されます。
上記の自動再接続アイコンをダブルクリックすると、自動再接続(業務監視)ウィンドウが表示されます。自動再接続の状態によって、次の4パターンのいずれかで表示されます
状態 |
説明 |
運用中 |
正常に運用している。 |
再接続中 |
コンソールが異常終了し、通信環境の確認を行っている。 |
起動確認中 |
コンソールが起動し、再接続後に正常運用されたと見なすまでの間の状態 |
再接続停止 |
異常が発生し、再接続を試みたがリトライ回数をオーバーして接続に失敗した。 |
自動再接続の設定を変更するときは、[スタート]ボタンをクリックし、[プログラム]-[Sysemwalker_CentricMGR]-[環境設定]-[Systemwalkerコンソールセットアップ]メニューを選択します。また、以下の定義ファイルをカスタマイズすることでも、自動再接続の設定を変更することができます。定義ファイルの詳細は、“Systemwalker CentricMGR リファレンスマニュアル”を参照してください。
ファイル名 |
Mpbcmdmn.ini |
|
インストール先 |
WindowsNT/2000/Server 2003/XPの場合 |
Systemwalkerインストール先\mpwalker.dm\mpbcmgui\etc |
Windows98/Meの場合 |
Systemwalkerインストール先\mpbcmgui\etc |
[機能]メニューの[業務監視終了]を選択します。自動再接続を使用していた場合、Systemwalkerコンソールを終了すると自動再接続機能も終了します。
[自動再接続機能の終了]ボタンをクリックした場合
自動再接続ウィンドウの[自動再接続機能の終了]ボタンをクリックすると、自動再接続機能を終了することができます。このとき、Systemwalkerコンソールが起動している場合は、手動でコンソールを終了させる必要があります。
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