Systemwalker Centric Manager 資源配付のバリエーション - UNIX共通 - - Microsoft(R) Windows NT(R)/Microsoft(R) Windows(R) 2000/Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 - |
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第1章 いろいろな資源を配付する | > 1.3 スクリプトを配付する |
スクリプトを単体で実行する運用について、以下の項目に従って説明します。
スクリプトとして扱える資源の種類を、“表:スクリプトとして扱える資源”に示します。
資源の種類 |
資源種別 |
備 考 |
UNIXのシェルスクリプト |
sh |
資源反映の延長でシェルスクリプトを実行します。適用結果はシェルスクリプトが“0"復帰した場合に適用正常とします。 |
PCのバッチプログラム |
pc#bat |
資源反映の延長でバッチプログラムを実行します。適用結果はバッチプログラム内で実行結果を復帰値“0"と通知した場合に適用正常とします。 |
備考. 資源種別は、資源の種類を表し資源登録時に指定します。
PCのスクリプトについては、スクリプトの実行結果を反映するために、実行結果通知コマンドをスクリプト内に記述しておく必要があります。スクリプトの実行結果の通知には、資源配付の実行結果通知コマンド(drmscmp)を使用します。
スクリプトを単体で実行する運用には、以下の2とおりの方法があります。
スクリプト以外のユーザ資源の運用方法と同じです。資源登録時に資源種別として“sh”または“pc#bat”を指定してください。資源適用時に資源反映の延長でスクリプトを実行し、その実行結果を適用結果とします。
スクリプトを世代管理しないで、一つの世代を用いてスクリプトを実行させることができます。下記のa)〜c)を繰り返すことで、同一世代を用いスクリプトを実行することができ、世代管理をしない簡単なスクリプトの実行が可能となります。ただし、この方式はサーバ-サーバ間でだけ可能です。世代管理をしない簡単なスクリプトの運用例を、“図:世代管理をしない簡単なスクリプトの運用例”に示します。
一つの世代を指定し、前回実行のスクリプトを削除し、今回実行予定のスクリプトを登録します。(資源種別として“sh”または“pc#bat”を指定)
以下に示す指定で、特定世代のスクリプトをダウンロードします。受信側では同一世代のスクリプトを受信した時点で、特定世代の前回の適用結果を削除します。
drmssndコマンドで“-c no”を指定 |
一つの世代のスクリプトを実行し、その実行結果を適用結果として確認します。
スクリプトを扱う場合の注意事項を以下に説明します。
スクリプトを使用する場合は必ず作成したスクリプトに実行結果通知コマンドを記述してください。“図:スクリプトの作成例”にPCのスクリプトの作成例を示します。
実行プログラムを記述 |
drmscmp |
シェルスクリプトの復帰コード |
|
0 |
0以外 |
|
0 |
00080番のメッセージの復帰コードに、0が入ります。 |
即時適用の場合: 00403番 |
0以外 |
00080番メッセージの復帰コードに、-cオプションで指定した値が入ります。 |
00080 番メッセージの復帰コードに、-cオプションで指定した値が入ります。 |
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