Systemwalker Centric Manager 資源配付のバリエーション - UNIX共通 - - Microsoft(R) Windows NT(R)/Microsoft(R) Windows(R) 2000/Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 - |
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第1章 いろいろな資源を配付する | > 1.2 対話型アプリケーションをリモートインストールする |
ステージング制御は、階層化されたネットワークシステムに対して、共有ファイルを利用して段階的に資源を配付する機能です。
利用効果を以下に示します。
これにより、クライアント側のディスクI/O回数を少なくできるため、クライアントの適用処理を効率的に行うことができます。
“図:ステージング制御を使用した例”に、ステージング制御を使用した例を示します。
共有ファイルに資源を格納するには、以下の三つの運用があります。
共有ファイルが、業務の運用と明確に分離されている場合に使用します。登録した資源を直接共有ファイルに格納するため、DRMS管理ファイルに領域を必要としません。
共有ファイルが、業務の運用と明確に分離されている場合に使用します。受信した資源を直接共有ファイルに格納するため、DRMS管理ファイルに領域を必要としません。
共有ファイルと、業務で使用するディスクを兼用している場合に使用します。本形態を採ることにより、ディスクアクセスの競合等業務への影響を避けることができます。DRMS管理ファイル上にパッケージを受信するための領域が必要となります。
LAN/WAN環境でステージング制御を使用することにより、WAN回線のコストの削減および回線にかかる負担を分散できます。
LAN/WAN環境でのステージング制御の例を、“図:LAN/WAN環境でのステージング制御の例”に示します。
一部の部門管理/業務サーバでは、部門管理/業務サーバとクライアント間の回線が細いためステージング制御を使用できないことが考えられます。このような場合、部門管理/業務サーバ単位にステージング制御を使用するかしないかを設定することができます。“図:ステージング制御を使用する部門と使用しない部門が混在する場合”に、ステージング制御を使用する部門と使用しない部門が混在する場合の例を示します。
ステージング制御を使用するために必要となる設定を以下に示します。
設定は不要です。
ステージング制御を使用するための設定は、二つあります。
以下のノード変数を設定する必要があります。
StageDir=サーバが適用時に参照する共有ファイル名(UNC形式(注)) |
DRMS編集ファイルに以下の情報を設定します。共有ファイルは複数設定することができます。
to_stagedir1〜10=クライアントが適用時に参照する 共有ファイル名(UNC形式(注)) |
PCの場合、共有ファイル名はUNC形式(注)で指定します。UNIXの場合、共有ファイル名は絶対パス名で指定します。
以下のノード変数を設定する必要があります。
StageDir=適用時に参照する共有ファイル名(UNC形式(注)) |
注)UNCとは、Universal naming conventionの略で、ネットワークコンピュータを\\で始まる一意の文字列で識別する方式です。たとえば\\NT_SERVER\Cという形で指定します。
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