Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル - Microsoft(R) Windows NT(R)/Microsoft(R) Windows(R) 2000/Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 -
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第1章 コマンドリファレンス> 1.2 コマンド

1.2.156 restore(ヘルプデスクデータベース移入コマンド)

SystemWalker V10.0L10以降の退避資源をヘルプデスクサーバへ移入するコマンドです。

本バージョンではこのコマンドを使用せずに、[ヘルプデスクセットアップ]ダイアログボックスを使用してください。詳細は“Systemwalker Centric Manager導入手引書”を参照してください。

■機能説明

本コマンドは、SystemWalker V10.0L10以降のヘルプデスクデータベースの退避資源を、本バージョンのSystemwalker標準データベースを使用して構築されたヘルプデスクデータベースに復元します。

■記述形式

restore

-b 退避先ディレクトリ名

■オプション

-b 退避先ディレクトリ名:
資源が退避されているディレクトリ名をフルパスで指定します。指定したディレクトリが存在しない場合はエラーとなり、復帰値1で終了します。

■復帰値

0:
正常終了
1:
異常終了
2:
警告レベルのエラー

■参照

backup(ヘルプデスクデータベース移出コマンド)
cvhlpdsk(ヘルプデスクデータベース移入コマンド)
mvhlpdsk(ヘルプデスクデータベース移出コマンド)
表: ヘルプデスクデータベース移出/移入コマンド

■コマンド格納場所

Windows NT(R)
Windows(R) 2000
Windows Server(TM) 2003

Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\mphlpdsv\bin

■実行に必要な権限/実行環境

■注意事項

本コマンドは、ヘルプデスクサーバ上へ資源を移入するためだけに使用してください。運用管理サーバ上へヘルプデスク資源を移入する場合は、このコマンドを使用せず、『運用環境保守ウィザード』を使用してください。詳細については、“Systemwalker Centric Manager 導入手引書”を参照してください。

■使用例

“Cドライブの\backup”のヘルプデスクデータベースの資源を、ヘルプデスクデータベースへ移入します。ここでは、c:\win32appにSystemwalkerがインストールされていると仮定しています。

c:\win32app\mpwalker.dm\mphlpdsv\bin\restore -b c:\backup

■実行結果/出力形式

標準出力に以下のメッセージが出力されます。ここでは、C:\win32appにSystemwalker がインストールされていると仮定して説明しています。

C:\>c:\win32app\mpwalker.dm\mphlpdsv\bin\restore -b c:\backup
 リストア処理が正常終了しました。
 (復帰値0)

C:\>

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