Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル - Microsoft(R) Windows NT(R)/Microsoft(R) Windows(R) 2000/Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 -
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第1章 コマンドリファレンス> 1.2 コマンド

1.2.142 opashrfmonext(共有ディスクファイル監視拡張コマンド)

■機能説明

本コマンドは共有ディスクファイル監視の拡張機能を実現するために使用します。

例えば、運用中にファイル名が変更される共有ディスク上のログファイルの監視を行う場合に使用します。

なお、ローカルディスク上にあるファイルについて同様の機能を使用する場合は、ログファイル監視拡張コマンド(opafmonext)を使用してください。

必要に応じて以下の機能を実行します。

■記述形式



opashrfmonext

{ -s | -p | -x | -e conffile | -f [incfile] }

■オプション

-s:
一時的に監視を停止していた共有ディスクファイル監視機能を再開します。

Systemwalker Centric Managerが一時停止中(-p,-x)の場合にのみ有効です。

-p:
一時的に共有ディスクファイル監視機能を停止します。

Systemwalker Centric Managerが動作中の場合のみ有効です。

-x:
一時的に共有ディスクファイル監視機能を強制的に停止します。前回の読込み処理から差分がある場合でも、読込み処理は行いません。

Systemwalker Centric Managerが動作中の場合のみ有効です。

-e conffile:
前回監視を行ってからの差分について監視を行わず、読み飛ばします。

本オプション実行後以降のログファイルへ書き込みの監視を行います。

conffileには共有ディスクファイル監視定義ファイルに定義したファイル名を指定してください。通常のファイル、監視ファイル名格納ファイルどちらも指定が可能です。

-f incfile:
“監視ファイル名格納ファイル”を定義した監視対象ファイルで、現在実際に監視を行っているファイルを表示します。

incfileには共有ディスクファイル監視定義ファイルで定義した“監視ファイル名格納ファイル”名を指定してください。(".+@"で終わるファイル名)

incfileにファイル名を指定しない場合は、現在定義されている“監視ファイル名格納ファイル”と実際に監視を行っているファイルの一覧を表示します。

■復帰値

0:
正常終了
1:
Systemwalker Centric Manager未起動か、ログファイル監視の定義が行われていない
2:
パラメタエラー
3:
コマンドの初期化に失敗
4:
コマンド実行中にSystemwalker Centric Managerが停止/起動
5:
サーバプロセスからデータ受信に失敗
6:
コマンドの実行権限が与えられていない
12:
監視一時停止中である
13:
共有ディスクが参照できない。(待機系システムであるか系切り替え中)
14:
対応するファイルが定義されていない
99:
内部エラー

■参照

監視ファイル名格納ファイル
共有ディスクファイル監視定義ファイル

■コマンド格納場所

Windows NT系

Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\bin

■実行に必要な権限/実行環境

■注意事項

■使用例

監視対象ファイルが運用中に変更される場合、以下のような手順で監視対象ファイルの変更を行います。

■実行結果/出力形式

監視対象ファイルを出力した場合(-f)

c:\> opashrfmonext -f c:\usr\share\logfile.+@
c:\usr\share\app\app20031010.log
c:\>

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