Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル - Microsoft(R) Windows NT(R)/Microsoft(R) Windows(R) 2000/Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 -
目次 索引 前ページ次ページ

第1章 コマンドリファレンス> 1.2 コマンド

1.2.143 opfmt(メッセージ出力コマンド)

■機能説明

本コマンドは、“ラベル: エラー種別: メッセージテキスト”の形式でメッセージを作成し、そのメッセージを標準エラー出力へ表示するとともに、システム監視エージェントへメッセージを通知します。

システム監視エージェント未起動時は、メッセージ一時保存ファイルに保存され、システム監視エージェント起動時に読み込まれます。

■記述形式

opfmt

[-c] [-f flags] [-l label] [-s errclass] format [args]

■オプション

-c:
このオプションは無視されます。
-f flags:
このオプションは無視されます。ただし、指定した場合は引数を指定しなければなりません。
-l label:
作成されるメッセージのラベル文字列を指定します。labelは256バイト以内の文字列を指定してください。接尾辞のコロン“:”は自動的に付加されます。

labelが指定されない場合のメッセージ形式は、“エラー種別:メッセージテキスト”です。

-s errclass:
作成されるメッセージのエラー種別文字列を指定します。errclassは以下の文字列のうち、どちらかが指定されなければなりません。接尾辞のコロン(:)は自動的に付加されます。指定されない場合は、ERRORが使用されます。

エラー種別

指定する文字列

HALT

HALT または halt

ERROR

ERROR または error

WARNING

WARNING または warning

INFO

INFO または info

format[args]:
formatには、システムが提供しているprintf()関数と同じ形式のメッセージテキストを指定します。argsには、formatに必要な引数を指定します。formatの指定に対してargsの数が多い場合は、余分なargsは無視されます。formatの指定に対してargsの数が少ない場合、その結果は不定です。

なお、指定できる書式は文字列"%s"だけです。

■復帰値

0:
正常終了
1:
異常終了

■参照

表:イベント監視用コマンド

■コマンド格納場所

Windows NT系

Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\bin

■実行に必要な権限/実行環境

■注意事項

■使用例1

opfmt -l LABEL -s INFO "test message"

■使用例2

opfmt "test message"

■実行結果/出力形式

実行した結果は以下の形式で監視イベント一覧に表示されます。

ラベル: エラー種別: メッセージテキスト

注意: ラベルとエラー種別、エラー種別とメッセージテキストの間は“: "(コロンと空白)で区切られます。

ラベル: -lオプションで指定した文字列

エラー種別: -sオプションで指定した文字列に対応するエラー種別

メッセージテキスト: formatで指定した文字列実行環境による差異はなし

[上記使用例1を実行した場合]

LABEL: INFO: test message

[上記使用例2を実行した場合]

ERROR: test message

目次 索引 前ページ次ページ

All Rights Reserved, Copyright (C) 富士通株式会社 1995-2005