Interstage Application Server 高信頼性システム運用ガイド
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第4章 クラスタサービスの環境設定手順> 4.5 Interstageの環境設定

4.5.18 Interstage シングル・サインオンを使用する場合

■業務サーバ機能を使用する場合

 業務サーバ機能を使用する場合は“WWWサーバ(InfoProvider Pro)を使用する場合”または“WWWサーバ(Interstage HTTP Server)を使用する場合”の設定を行ってください。また、業務サーバの定義ファイルのFQDN項目は、DNS(Domain Name Server)に登録されている名前(共通のホスト名またはIPアドレス)で設定してください。

■認証サーバ機能、リポジトリサーバ機能を使用する場合

 認証サーバ、リポジトリサーバ機能を使用する場合は“WWWサーバ(Interstage HTTP Server)を使用する場合”の設定を行ってください。

■環境構築方法

 業務サーバ/認証サーバ/リポジトリサーバの環境構築を運用ノード(ノード1)、待機ノード(ノード2)それぞれのローカルディスク上に行います。この時それぞれ同一の環境を構築する必要があります。(ディレクトリ構成なども同一にしてください。)

 業務サーバで使用するアクセス制御情報ファイルは、必ず共有ディスクに作成してください。また、リソース情報を作成する際に指定する業務サーバのURL(FQDN)には、DNS(Domain Name Server)に登録されている名前(共通のホスト名)を指定してください。

 業務サーバ/認証サーバ/リポジトリサーバの環境構築については、“シングル・サインオン運用ガイド”の“業務サーバの環境構築”、“認証サーバの環境構築”、“リポジトリサーバの環境構築”を参照してください。


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