Interstage Application Server 高信頼性システム運用ガイド
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第4章 クラスタサービスの環境設定手順> 4.5 Interstageの環境設定

4.5.14 WWWサーバ(Interstage HTTP Server)を使用する場合

 Interstage HTTP Serverを使用する場合、Interstageの初期化(isinitコマンド)での設定に加え、別途設定作業が必要になります。
 手順を以下に説明します。

■環境設定方法

 Interstage HTTP Serverの環境定義を運用ノード(ノード1)、待機ノード(ノード2)それぞれのローカルディスク上に設定します。このとき、それぞれ同一の環境定義を行う必要があります。
 また、このとき、運用ノード(ノード1)、待機ノード(ノード2)でInterstage HTTP Serverの環境定義ファイルは、同一のディレクトリ構成としなければなりません。

 各ノードで作成したInterstage HTTP Serverの環境定義ファイル(httpd.conf)のServerNameディレクティブに設定するホスト名には、DNS(Domain Name Server)に登録されている名前(共通のホスト名またはIPアドレス)を設定してください。
 Interstage HTTP Serverの環境定義ファイルの設定については、“WWWサーバ運用ガイド(Interstage HTTP Server編)”の“環境設定”および“ディレクティブ一覧”を参照してください。

■注意事項

 クラスタシステム上でInterstage HTTP Serverを運用する場合、Interstage動作環境定義ファイルでInterstage HTTP Serverを使用することを設定し、Interstage統合コマンドで起動/停止を行ってください。


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