Interstage Application Server セキュリティシステム運用ガイド
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第4部 SSLによる暗号化通信> 第16章 J2EEでSSLを利用する方法

16.2 Interstage JMSにおける環境設定

 Interstage JMSは、以下の製品で利用可能です。

 Interstage JMSでSSL通信を行うには、CORBAサービスのSSL環境設定を行う必要があります。CORBAサービスのSSL環境設定については、“CORBAサービスでSSLを利用する方法”を参照してください。
 また、Interstage JMSにおいて、環境設定時にSSL通信の設定を行う必要があります。Interstage JMSにおけるSSL通信について以下に説明します。

 esmkchnlコマンドを使用してイベントチャネルを作成する際に、-sslオプションを指定して、SSL通信の設定を行います。


 イベントチャネルの不揮発化機能、ローカルトランザクション機能を使用した運用を行う、グループ“mygroup”のイベントチャネル“mychannel”を作成して、SSL通信を行う場合

 esmkchnl -g mygroup -c mychannel -notify -persist all -tran -ssl

 Interstage JMSの環境設定については、“J2EEユーザーズガイド”の“イベントチャネル運用マシンの環境設定”−“運用前の環境設定”−“静的イベントチャネルの生成”を参照してください。

 Interstageの環境設定を行う際に、Interstage動作環境定義ファイルに以下の定義を追加して、SSL通信の設定を行います。

 Event SSL=yes

 Interstage動作環境定義ファイルについては、“チューニングガイド”の“Interstage動作環境定義ファイル”を参照してください。


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