Interstage Application Server セキュリティシステム運用ガイド

16.1 EJBサービスにおける環境設定

　SSL連携を使用する場合は、EJBアプリケーションの配備後、SSLを使用した暗号化通信の設定を、ejbsetsslebコマンドを使用して行ってください。
　その他の作業は、CORBAサービスのアプリケーションと同様です。詳細については、“CORBAサービスでSSLを利用する方法”を参照してください。

　EJBサービスの固有作業について、以下に説明します。

1. SSLを使用した暗号化通信の設定と解除

　EJBサービスの運用コマンドを使用して、SSLを使用した暗号化通信の設定と解除を行います。なお、本作業はEJBアプリケーションの配備後に行ってください。

• 設定する場合

  ejbsetsslebコマンドで、SSLを使用した暗号化通信の設定を行います。

  
  ＞ejbsetssleb EJBアプリケーション名

• 解除する場合

  ejbunsetsslebコマンドで、SSLを使用した暗号化通信の解除を行います。

  
  ＞ejbunsetssleb EJBアプリケーション名

　ejbsetsslebコマンドおよびejbunsetsslebコマンドの詳細は、“リファレンスマニュアル(コマンド編)”を参照してください。

注意事項

　SSL通信設定後、CORBAサービスのconfig(UNO_IIOP_ssl_port)の値を変更した場合は、EJBアプリケーションの再インストールを行ってください。
　TrafficDirector連携でSSL通信設定する場合は、-p オプションを指定してください。
　詳細は、“リファレンスマニュアル(コマンド編)"の“ejbsetssleb”を参照してください。

　Linuxシステムでは、EJBサービスのSSL連携は使用できません。