Interstage Application Server セキュリティシステム運用ガイド
目次 索引 前ページ次ページ

第4部 SSLによる暗号化通信> 第13章 Interstage HTTP ServerでSSLを利用する方法> 13.1 Interstage HTTP Serverの環境設定> 13.1.3 関連ディレクティブ

13.1.3.19 SSLVerifyClient

名前

 SSLVerifyClient

形式

 SSLVerifyClient [none|optional|require]

機能概要

 バージョン3.0のSSLプロトコルを使用する場合、クライアント認証のレベルを指定します。
  本ディレクティブは、ホストごとに1つ定義することができます。

 none
 クライアント証明書の検証を行いません。
 optional
 クライアント証明書の検証を行います。
 クライアントからクライアント証明書を提示されない場合、処理は続行されます。
 require
 クライアント証明書の検証を行います。
 クライアントからクライアント証明書を提示されない場合は、エラーが発生します。

 バージョン2.0のSSLプロトコルを使用する場合(SSLVersionディレクティブで"2"を指定した場合)は、本ディレクティブを省略するか、または"none"を指定してください。
 省略した場合は、SSLVersionディレクティブで指定した値に応じて、以下の値が指定されます。

SSLVersionディレクティブの値

本ディレクティブの省略値

2

none

3

optional

2-3

optional


目次 索引 前ページ次ページ

All Rights Reserved, Copyright(C) 富士通株式会社 2006