Interstage Application Server セキュリティシステム運用ガイド
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第2部 認証とアクセス制御> 第6章 コンポーネントトランザクションサービスの認証とアクセス制御の設定> 6.4 セキュリティ運用

6.4.6 認証オブジェクトのログトレース

 認証オブジェクトは、認証依頼の状況をログファイルに記録する機能を提供します。

 コンポーネントトランザクションサービスのシステム環境定義に認証オブジェクトのログの採取を指定(Authentication Server Object TraceにENABLEを指定)すると、認証オブジェクトへの認証依頼のログを以下のファイルに採取します。

 C:\INTERSTAGE\td\trc\aso\asolog

 /opt/FSUNtd/td/trc/aso/asolog

 形式は、以下のとおりです。ログトレースの各ログの説明は、“メッセージ集”の認証オブジェクトのログメッセージを参照してください。

[1999/02/01 11:20:29]
1000:Log Started.
[1999/02/01 11:20:30]
1002:ASO Started successfully.
[1999/02/01 11:21:00]
1004:Authentication OK. userDN=(xxxxxxx)
[1999/02/01 12:22:13]
1005:Authentication NG. userDN=(yyyyyyy) reason=60
[1999/02/01 13:00:30]
1003:ASO stopped successfully.
[1999/02/01 13:01:01]
1001:Log Stopped.

 採取件数は、10000件ごとにファイルを切り替えます。10000件を超える場合、asolog.oldという名前でファイルを退避します。次の10000件を超えた場合は、asolog.oldは、上書きされます。


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