Interstage Application Server J2EE ユーザーズガイド |
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第7部 ツール編 | > 第50章 カストマイズツールの使用方法 | > 50.4 高速呼出し定義の設定 |
以下に、“呼び出される側のBean”を設定する方法を示します。
1. 高速に呼び出されるBean
高速に呼び出されるBeanを選択します。高速呼出し定義画面で、“呼び出される側のBean”の[設定]ボタンを押すと、以下の高速に呼び出されるBean定義ダイアログが表示されます。
Bean一覧には、インストールされているSession BeanとEntity Beanが表示されています。以下に選択するときの表示例を示します。
上記画面の各種ボタンには以下の意味があります。
Bean一覧のすべてのBeanを、高速に呼び出されるBean一覧に移動します。
Bean一覧で選択したBeanを、高速に呼び出されるBean一覧に移動します。
高速に呼び出されるBean一覧で選択したBeanを、Bean一覧に移動します。
高速に呼び出されるBean一覧のすべてのBeanを、Bean一覧に移動します。
高速に呼び出されるBean一覧のすべてのBeanを、高速呼出し画面の呼び出される側のBeanに登録します。
変更を反映しないで高速呼出し定義画面に戻ります。
移動したBeanは、表示されているBean一覧の末尾に追加されます。
一覧のヘッダ部分をクリックすると、昇順/降順にBean一覧の並べ替えを行います。
2.インスタンス管理モード
高速に呼び出されるEntity Beanのインスタンス管理モードを選択します。マウスでセルをダブルクリックするか、セルが選択されている状態でEnterキーを押すと、セルの位置にドロップダウンリストボックスが表示されます。以下の値から選択してください。
初期値は、“ReadWrite”です。
高速に呼び出すBeanのインスタンス管理モードでは、“Sequential”は指定できません。
CMP2.0を使用している場合は、インスタンス管理モードにNoCacheを指定できません。
以下に高速に呼び出されるBeanのインスタンス管理モードについて表示例を示します。
3.インスタンス生成モード
高速に呼び出されるBeanに、Entity Beanが指定されている場合に選択します。インスタンス生成モードについて詳しくは、“Entity Beanのインスタンス管理”を参照してください。
以下に高速に呼び出されるBeanのインスタンス生成モードについて表示例を示します。
4.インスタンス数
高速に呼び出されるEntity Beanのインスタンス数を設定します。セルをダブルクリックするか、セルが選択されている状態でEnterキーを押すと入力ができます。入力可能な値は、1〜2147483647までです。
以下の計算式を参考にして値を算出してください。
インスタンス数 = a × b × 1.25 a : 当該Entity Beanを“高速に呼び出すBean”経由で同時に呼び出すクライアント数 b : 当該Entity Beanが1トランザクションでアクセスするデータベースの平均レコード数 |
同時に呼び出すクライアント数が10で、1トランザクションでアクセスするデータベースの平均レコード数が100の場合
インスタンス数 = 10 × 100 × 1.25 = 1250 |
初期インスタンス数は、起動した各プロセスごとに指定した数のインスタンスが作成されます。初期値は、100です。
インスタンス数を不要に大きく設定すると、起動時にメモリ不足が発生する原因になる場合があります。
以下に、インスタンス数の表示例を示します。
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