Interstage Application Server J2EE ユーザーズガイド
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第7部 ツール編> 第50章 カストマイズツールの使用方法> 50.4 高速呼出し定義の設定

50.4.3 データソースの定義

 以下に、“データソースの定義”を設定する方法を示します。

1.データソース

“データソース一覧”からデータソース名を選択します。データソース一覧には、J2EEリソースアクセス定義で登録されているデータソース名が表示されます。

[追加]ボタンを押すと選択しているデータソース名がデータソースの定義に追加されます。

データソース名を選択した状態で[削除]ボタンを押すと、選択しているデータソース名がデータソースの定義から削除されます。

以下に選択するときの表示例を示します。

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2.Isolationレベ

データソースのIsolationレベルを選択します。セルをダブルクリックするか、セルが選択されている状態でEnterキーを押すと、セルの位置にドロップダウンリストボックスが表示されます。以下の値から選択してください。

初期値は、“DBMSの省略値”です。
以下に選択するときの表示例を示します。
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3.事前コネクト

データソースの事前コネクト数を設定します。セルをダブルクリックするか、セルが選択されている状態でEnterキーを押すことにより入力ができます。入力可能な値は、0〜2147483647までです。初期値は、0です。

以下に選択するときの表示例を示します。

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EJBアプリケーションを起動するごとに、起動するEJBアプリケーションに設定された事前コネクト数の合計数で、データベースへコネクトします。

複数のEJBアプリケーションを同時に起動する場合は、各EJBアプリケーションに設定された事前コネクト数の合計数でデータベースへコネクトすることを考慮し、事前コネクション数の値を算出してください。

事前コネクト数が設定されたEJBアプリケーションが同時に起動する場合について、事前コネクション数の値の算出例を示します。

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以下の表に示した事前コネクト数が設定されたEJBアプリケーションが同時に起動するとします。

EJBアプリケーション名

プロセス多重度

高速呼出し定義のデータソース定義

データソース名

事前コネクト数

SampleBean1

1

DataSource1

3

SampleBean2

3

DataSource1

5

DataSource2

10

この場合、データベースへのコネクト数の合計は、以下のようになります。

SampleBean1のコネクト数 = 3

SampleBean2のコネクト数 = ( 5 + 10 ) × 3 = 45

データベースへのコネクト数の合計 = 3 + 45 = 48

4.データソース一

 使用するデータソースを一覧から選択します。

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