Interstage Application Server J2EE ユーザーズガイド

48.15 J2EE共通ディレクトリについて

　J2EE共通ディレクトリは、J2EEアプリケーション資源を一元管理するためのディレクトリです。

　インストール時に、J2EE共通ディレクトリのパスを指定します。

　デフォルトのパスは、以下のようになります。

SPCL="■"

C:\INTERSTAGE\J2EE\var\deployment

/opt/FJSVj2ee/var/deployment

※起動時に拡張システムを指定（-Mオプション）した場合は、
/var/opt/FJSVisas/system/システム名/FJSVj2ee/var/deployment
となります。

　J2EE共通ディレクトリには、利用者の資産であるJ2EEアプリケーション資源が格納されます。その利用者資産を保持するために、Interstage Application ServerをアンインストールしてもJ2EE共通ディレクトリおよびJ2EEアプリケーション資源は削除されません。Interstage Application Serverのアンインストール後にJ2EE共通ディレクトリおよびJ2EEアプリケーション資源が不要になるようでしたら、それらを削除してください。

　管理するJ2EEアプリケーション資源を、次に示します。

資源	説明
EJBクライアント配布物	クライアントアプリケーションで使用するリモートインタフェースのIDL定義
EJB SOAPゲートウェイ	CORBAのクライアントアプリケーションから、Webサービスのアプリケーションを利用(リモート呼出し)するインターフェースファイル
EJBサーバ配布物	EJBアプリケーションのサーバ配布物
EAR共通ファイル	EAR内の各コンポで共通に利用するファイル
connector	connectorリソース
Webアプリケーション	Webアプリケーション
DCDファイル	各アプリケーションのDCDファイル
EJBアプリケーション	EJBアプリケーション

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48.15.1 J2EE共通ディレクトリの構成

48.15.2 J2EE共通ディレクトリの詳細

48.15.3 クライアント配布物／EJBアプリケーションの運用