Interstage Application Server J2EE ユーザーズガイド |
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第5部 JMS編 | > 第41章 JMSアプリケーションの開発 | > 41.4 サンプルアプリケーション |
サンプルSendMessageUsingQueueについて説明します。
サンプルSendMessageUsingQueueは、WWWブラウザから値(ConnectionFactory名、Destination名、送信メッセージ)を入力するとメッセージを送信するサーブレットです。メッセージの送信が終了すると終了した旨のメッセージがWWWブラウザに出力されます。
サンプルプログラムの構成を以下に示します。
<samples> *<J2EE> *<Servlet> *<Queue> * * SendMessageUsingQueue.java … サーブレットクラス * * SendMessageUsingQueueApp.java … アプリケーションクラス * * ServletParameter.java … パラメタクラスインタフェース * * SendMessageUsingQueueParameter.java … パラメタクラス * * ServletPage.java … ページクラスインタフェース * * SendMessageUsingQueuePage.java … ページクラス * * SendMessageUsingQueue.html … HTMLファイル * servlet_jms.war … Webアプリケーション(WARファイル) |
サンプルSendMessageUsingQueueを呼出すまでの操作手順について説明します。
1. 配備(Deployment)
J2EE管理ツールを使用して、Webアプリケーション(servlet_jms.war ファイル)を配備します。
J2EE管理ツールの使用方法については、“J2EE管理ツール”を参照してください。
注)以降、Webアプリケーション識別子を“servlet_jms”(デフォルト)として説明します。
2. JMSの環境設定
ConnectionFactory定義の定義名を“TestQueueConnectionFactory”、種類を“QueueConnectionFactory”として登録します。
Destination定義の定義名を“TestQueue”、種類を“Queue”として登録します。
なお、Destination定義の登録時に指定したグループ名、チャネル名でイベントチャネルを生成しておく必要があります。イベントチャネルの生成については、“イベントチャネル運用マシンの環境設定”を参照してください。
3. IJServerの環境設定
J2EE管理ツールを使用して、IJServerの以下の詳細情報を設定します。(インストールパスはデフォルト)
環境変数の詳細については、“JMSアプリケーション運用マシンの環境設定”を参照してください。
注)Interstageが動作中の場合は、Interstageを通常停止してください。
4. IJServerの起動
J2EE管理ツールを使用して、IJServerを起動します。
注)Interstageが停止中の場合は、Interstageを起動してください。
5. WWWブラウザからサーブレットの呼出し
WWWブラウザで以下のURLを指定します。
6. 値の入力とSENDボタンの選択
下記の値を入力しSENDボタンを押してください。
ConnectionFactory Name : TestQueueConnectionFactory |
7. サーブレット実行結果の表示
メッセージの送信に成功した場合には、以下のメッセージが出力されます。
Transmission of a message was completed. |
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